【豊田・北名古屋・NAS大高校】”声が出せない”というお悩み

2017年11月10日

こんにちは。名古屋オーシャンズフットサルスクール豊田・北名古屋・NAS大高校担当コーチの木村です。

 

「ウチの子サッカーで声が出ないんです」

 

こんな相談をよく受けます。

だいたいの親御様は本人の性格に原因があると思われているようです。

もちろんそういった面もあるでしょう。

大人しい性格が影響して声が出せないといったケースも確かにあります。

 

ただ1つ感じるのは早い展開の中で進むサッカー・フットサルにおいて適切なタイミングで声を出すというのは非常に難易度の高いことであることは、認識しておいて欲しいと思います。

 

声出しにもいくつか種類があります。

①「ドンマイ」などの味方を気遣う声掛け

②「ヘイ!」「パス!」などの1人称の声出し

③仲間への具体的なコーチング(指示)

など。

 

①と②は2,3年生でも出来ます。ただし「適切なタイミングで」というと話は別です。

例えば下の図のような場面。

コーチング-01

 

GK(A)からBにパスが出ました。

コーチング-2-01

 

Bとディフェンス(B’)との距離が近いので、前方への展開は難しそうです。

そうなるとCの選手は下がってサポートする必要があります。

コーチング-3-01

 

ここで声が出せるかどうかがとても大切です。

BはB’からのプレッシャーを受けていて周りを見る余裕がない可能性があります。

Cはそれを予測して早いタイミングで「ヘイ!」と呼んであげることで、味方に「俺が今からサポートに下りるからな!」というメッセージを送るのです。

このように味方を助ける声掛けは③仲間への具体的なコーチング(指示)の領域に入ってきます。

 

下がるだけ、声を出すだけならそんなに難しくないのですが、「下りながら呼ぶ」という行為は、一手二手先を予測して、尚且つ相手の立場になって考えなければ出来ません。

低学年にとっては非常に難しい行為です。4年生になると少しずつ出来始めてきて6年生になってやっと身につくレベルのスキルです。

 

ですので低学年には「とにかく呼ぼう」と指導しています。

「試合中にたくさんボールに触る選手がどんどん上手くなるんだよ」

「だから味方がボールを持っている時は、どんどん呼んでごらん!」

 

こんな感じて指導しています。まずは声を出す習慣を身につけることから始めています。コーチングのための下地作りです。

 

 

高学年になると「戦術的コーチング」を求めます。

いわゆる指示です。

前述の①②からさらに難易度が上がります。4,5年生にとってはかなり高い負荷です。

それでも敢えて戦術的なコーチングを意識させている理由は「指示を出そう」とする行為自体に脳を鍛える効果があるからです。

 

指示を出すには、プレーの展開を予測しないと出来ません。

上の図で言うと第三者がCの選手に「サポート!」と指示を出して欲しいのですが、Bにパスが渡ってからでは遅いです。

指示を出されてから実行に移すまでにはタイムラグがありますので、その間にBはボールを奪われてしまうかもしれません。

理想としてはAからパスが出た瞬間に、BとB’の状況を見てCに指示を出して欲しいです。

 

このように「指示を出そう」と考えることと、「次の展開を予測する」ことはほぼイコールだとと私は考えています。

指示を出そうと考えること自体が脳のトレーニングになっているのです。

 

豊田・北名古屋・NAS大高校の高学年の生徒には

「コーチングは難しいけどチャレンジしよう!」

「そのために常に頭をフル回転させよう!」

と言っています。

下の動画を観ていると少しずつその効果が現れているようです。

スクール運営会社:株式会社UNICO MANAGEMENT

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