芝﨑圭祐コーチ

私は4歳の頃から父親、お兄ちゃんとボールを蹴っていました。そしてJリーグを観戦した時にプロ選手になって活躍したいと思い小学生から本格的にサッカーを始めました。小学生4年生から地元のJクラブチーム大分トリニータに入り中学3年生のジュニアユースまで所属しました。中学生の終盤は試合に出れないことが多く悩んでいました。今振り返ってみれば自分が1番大切にしている楽しむということができていなかったと思います。

高校時代は地元を離れ高校サッカーを経験しました。

強化一期生ということもあり、自分たちの代から伝統を作っていけるということに魅力を感じ入学を決めました。そしてキャプテンを経験しました。

しかし、実績もなにもないということで苦労の連続でした。上を目指してる者そうでない者の温度差が激しく考え方にズレが生じてました。その中でどうしたらみんなが同じ方向を向いていけるのかを常に考えてました。一期生ということもあり本当に0からのスタートで細かいルールから全て考えて実行しました。3年間でいい結果が残せたとは言えないですがチームを0から作り上げていけたことに悔いはなかったですしそれが楽しいと思うようになっていました。この経験から指導者をしてみたいと少し思うようになりました。

大学時代はサッカー部員が300人近くいる関西の大学に進学しました。進学の決め手はやはりプロ選手になりたいからでした。A〜Gチームまであるチーム。TOPチームには一回も入ることはできませんでした。しかし全国の強豪校、Jリーグユースの選手たちと一緒にできた経験は自分の財産になりましたし人生の中で1番サッカーが楽しいと感じていた瞬間でした。

今は三重県のフットサルチームで活動しています。

結果的にプロ選手にはなれませんでしたが自分自身がこれまで経験しサッカーを続けられたことは常に『楽しい』と思っていたからです。また、サッカーを通じて出会えた仲間。努力してできないことが出来るようになる嬉しさ。試合に負けてもう負けたくないと思いまた努力する。

このような経験を生徒にも感じてほしいですし伝えていきたいと思います。