こんにちは。大島コーチです。
夏合宿が終わると一気に秋がやってくる感覚です。
ジュニアのフットサルにとっては真夏が頂上を決める時期です。
「バーモントカップ」という大会が昔から行われています。
2016年決勝の記事>>>http://www.futsaledge.jp/archives/10545
この記事を読み内容が気になったのでユーチューブで早速試合を観てみました。
優勝チームはロングボールをゴール前ですらしての得点が多いです。(サッカーでいうパワープレーですね)
勝利を目指して勝てる方法を選択する事に異議はありません。(指導者にさせられてるのか、選手も同意なのかは置いといて)
いかがなものか?という意見もありますが、止めれない方が悪いんです。ルール違反じゃないですから。(大人と子供のフットサルが違ってくるのは自然のものなのか探求したいと思います。)
その攻撃を跳ね除けるには守備で競り負けないハイボール処理できる選手が必要になります。
必要になることとそれをできる選手がそれをしたがるかはフットサル界が抱えている需要と供給の問題があります。
その裏にある意味を紐解くと、
技術もあり体格にも恵まれた選手がサッカーとフットサルどちらを志すでしょうか?
私はサッカーの方が多いとおもいます。サッカーに憧れているこの方が圧倒的に多いとおもいます。
サッカー選手への憧れ=注目度やサラリー
サッカーの高みはW杯、チャンピオンズリーグと世界のプロの中のトップ選手しか手が届きません。そしてそれは注目度、サラリーは放映権バブルでビッグビジネスに成長した欧州サッカーともに成長しました。
現金な話ですがサポートする大人も子供本人にとってより見返りが大きい道を目指してもらいたいと思うのが自然だと思います。
両方なれるとしたらサッカー選びますよね。
個人が何を言っても人々の意見は変わらないです。(子供本人が選ぶことであり、コーチや大人は口出しするものではありません)
変わらないことはフットサルを育成年代でしておくとメリットがあるということです。
フットサルはプロでなくても高度な戦術理解が必要になるスポーツです。
ジュニアでもフットサル日本一になりたいと考えた場合に生半可な気持ちでは勝つ為に必要なことは覚えきれません。
サッカーの指導は最終的に11人制を目指して、小学生では8人制にしているのですが、練習で行う戦術は5人以下の戦術が大多数です。(トップレベルの中学生指導でも4、5、6人で練習が大多数なんです。)
人数が多いほど戦術の選択肢が枝葉のように増えて複雑化します。一方人数が減ると選択肢が少なくなって理解しやすくなります。
理解しやすい人数=フットサルの人数と言えるわけです。
なのでフットサルはフットボールの基礎戦術を理解するのに適している競技と言えるのです。
個人的にはある一定のレベルまではサッカーにも共通する部分がありますが、トップレベルのフットサル戦術をサッカーだけを志す子に教えるのは必要以上かと思います。
現状の日本ではフットサルはまだまだ発展途上ですが、
将来子供たちが成人し、立派になってフットサルに投資したい、関わりたいと思ってくれる子たちを育てるだけです。
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