こんにちは。名古屋オーシャンズフットサルスクール豊田・北名古屋。NAS大高校担当の木村です。
ちょっと時間が経ってしまいましたが、8/29(月)の北名古屋校U-10クラス(3,4年生)でMVPを受賞した生徒がいます。
MVPとは、その日の練習で特に素晴らしいプレーをした生徒が受賞できるものです。毎回受賞者がいるわけでありません(その分価値が高いです)。
その生徒は3年生のRくんです。Rくんは1年生の時に未経験でオーシャンズスクールに入ってくれました。
それから約2年で本当に上達してくれています。特にボールを持っていない時の動きに賢さがあります。
サッカーやフットサルという競技はボールを持っていない時間の方が圧倒的に長いスポーツです。つまりボールを持っていない時に良い動きが出来ない選手は「良い選手」とは言えないということです(サッカー日本代表監督のハリルホジッチ氏もよく言っていますね)。
Rくんはボールを持っている味方が困っている時(ディフェンスにボールを取られそうな時)に誰よりも早くサポートしてくれます。
またチャンスの時(ボールを持っている味方がフリーの時)にはすぐに裏のスペースを狙っています。
これが出来る3年生は中々いません。常に状況が変わるフットサルにおいて次の展開を予測することは非常に大切であり難しいのすが、Rくんはそれを身につけつつあります。素晴らしいです。
オーシャンズスクールでは足元のテクニックはもちろん、ボールを持っていない時の動きや判断力を養うトレーニングを低学年のうちから指導します。
それは「いくらテクニックがあっても良い判断ができなければ意味がない」と考えているからです。
実はRくんはオーシャンズスクールを辞めることを検討していた時期があります。足が速い子や体格が大きい子に1対1で中々勝てずにいて、もしかすると「自分はサッカー・フットサルには向いていないかも」などと思ってしまっていたのかもしれません。それは間違いです。
小学生特に低学年のうちはドリブルが上手い子がどうしても目立ちます。テクニックがあってスピードがあるとある程度スペースがあれば活躍できます。もちろんはそれはそれで素晴らしいことなのですが、サッカーやフットサルはそんな選手ばかりが一流になるスポーツではありません。
色々なポジションに色々な役割があって、どんどん変わっていく状況の中で自ら考え、決断していくスポーツです。何より大切なのはしっかり周りの状況を把握し、自らの頭で考え実行しいていくことです。足が速い選手や体格が大き選手だけが活躍できるスポーツではありません。
保護者の皆様によく考えて頂きたいのは、中学・高校で急激に背が伸びたお友達は周りにいませんでしたか?小学校まではそんなに足が速くなかったのに、中学・高校で一気にタイムが伸びたお友達もいたかと思います。
この先どうなるかわからないフィジカル要素に頼ってプレーするのは小学生年代では危険だと私は考えています。もちろんこの時期にしか伸ばせないフィジカル能力もあります(神経系など)。そういったところは指導者がしっかり理解して指導してあげる必要があります。
話が逸れてしまいましたが、小学生のプレイヤーたちに一番必要なことは「テクニック」と「判断力」を伸ばすことです。そういった意味でRくんはすごく順調に伸びてくれています。
サッカー・フットサルが未経験でも週1回の練習でどんどん上手くなれることをRくんが証明してくれています。
もちろん他の生徒たちもどんどん成長してくれています。みんなの将来が本当に楽しみです。
これからもオーシャンズスクールでいっしょに頑張ろう!!
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