こんにちは。名古屋オーシャンズフットサルスクール豊田・北名古屋・NAS大高校担当の木村コーチです。
先日テバオーシャンアリーナで、トップチームコーチの高橋さんに講習をして頂きました。
この講習会は月に1回催され、毎回非常に勉強になります。
今回は守備がテーマで「マンツーマンディフェンス」と「ゾーンディフェンス」について、それぞれの特性や長所と短所についてご教授頂きました。
日頃から生徒たちには「謙虚に学び続けることの大切さ」を指導させて頂いていますが、もちろんコーチもいっしょです。
生徒のみんなの「サッカー・フットサルが上手くなりたい!」という気持ちに負けないくらいコーチも「もっといい指導がしたい!成長したい!」と考えています。
サッカー・フットサルというスポーツは野球などと比べるとルールがシンプルですよね。それが世界的に普及している大きな要因だと思います。
しかし「1人1人の動きがルール上の制限が少ない=自由に動ける」ため、プレーする方としては、実は複雑極まりない競技です。
例えば野球で例えるとバッターは打った後にどっちに走るか迷うことはありませんね。ルールで決められているため、そこにプレーヤーの裁量権はありません。もちろん野球には野球の難しさがあるとは思います。
ではサッカーの場合、パスした後にどこに走ればいいのでしょうか?ルール上はどこでもOKです。
しかし、実際のところは「こっちに走った方がいい」というセオリーがあります。
※ここで言うセオリーとは、上手くいく可能性が高いプレーのことを指します(サッカー・フットサルの正解は結果論であり、常にこれをやっておけばいいという正解はありません)
この「セオリー」を分かりやすく簡潔に教え、また教えすぎないのがコーチの仕事だと私は考えています。
私は生徒たちの出来ること(技術)を増やしてあげて、知らなかったアイディアを与えて、プレーの選択肢を広げてあげることを大切にしています。
小学生のみんなにも理解しやすいように複雑なプレーを敢えて簡素化して要点を伝えて、しかし本人が自分で考える機会を奪わないように、余地を残したまま伝えなければいけません。
はっきり言って簡単なことではありません。もっとサッカー・フットサルという競技を深く知らなければいけませんし、人間の心理についても学ばなければいけません。
子ども達の心がどのように成長していくのかという発達心理学や教育学の知識も必要です。
普段偉そうに指導しておいて恐縮ですが、「自分は完璧な指導者だ!」などとは全く思っていません。毎日練習の後は1人反省会です(車の中でブツブツ言っています)。
生徒達には、世界に通用する選手になってもらいたいと思っていますが、そのためには自分が世界レベルのコーチにならなければいけません。
まだまだ道のりは遠いですが、焦らず一歩一歩成長していきます!
手前味噌ですが名古屋オーシャンズフットサルスクールは成長するために最高の環境です。前述の通り、トップレベルの指導者から直接講習を受けられますし、それ以外にも月に1度、指導者講習会も行っています。
もっともっと良い指導をするためにいろいろなことを吸収して、もっと良い指導者になりたいと思いますので、これからもよろしくお願いいたします!
現在名古屋オーシャンズフットサルスクールではいっしょに働いてくれる仲間を募集しています。
興味がある方はお気軽にお問い合わせください!