こんにちは。名古屋オーシャンズフットサルスクール豊田・北名古屋・NAS大高校担当コーチの木村です。
私の担当校では今月は「フィニッシュ」をテーマに取り組んでいます。フィニッシュとは、シュートとその前のプレーを指した言葉です(私が勝手にそう呼んでいるため世間では違う意味で使われる時もあります)。
ゴール前というのはサッカーでもフットサルでも一番スペースがない場所です。時間的な余裕もありません。特にフットサルではシュートチャンスは一瞬です。
一瞬しかないシュートチャンスを生かすには『速く』プレーする必要があります。
ではどうすれば『速く』プレーすることが出来るのでしょうか?
もちろんフィジカル的な速さも大切です。シュートの際の足の振りの速さなども大事な要素ではありますが
焦って速く動くよりも正確なプレーをした方が結果的に速い
というのが、私の考えです。
例えば1stコントロールからシュートを狙う場面で、コントロールがズレたためにもう1タッチ必要になったとします。その分余計なタッチが加わり時間をロスしてしまいます。
ドリブルも同様です。シュート前のタッチがズレれば修正する無駄な時間が生まれます。無理に打てばシュートの正確性が損なわれてしまいます。
生徒たちには「完璧な1stコントロール、完璧なドリブル、完璧なシュートを目指して練習しよう!」と常日頃から指導しています。
もちろん失敗してもOKです。スピードもまずはゆっくりで構いません。ゆっくりの速度で出来るようになってから徐々にスピードアップに取り組みます。
この動画を観てください。どのゴールシーンも非常にスピーディーだと感じられると思います。※元名古屋オーシャンズのリカルジーニョ選手の1位と2位のゴールは規格外すぎて参考にならないかもしれません…
もちろん体のキレも素晴らしいのですが、無駄なボールタッチが一切ありません。
パスも1stコントロールも非常に正確にコントロールされています(パススピードも強烈ですね!)。ボールタッチのミスが無いため必要最小限の動きでシュートまでいけています。
スクール生の皆んなには、将来的にこのレベルのプレーを目指して欲しいです。
派手なフェイントも良いと思います。オシャレなプレーもどんどんチャレンジして欲しいです。ですが、結局一番速くて効果的なのは、シンプルなプレーを正確にこなすことだということは、理解しておいて欲しいです。
基本の大切さはどんなスポーツにも共通します。スポーツ以外でも全てのことに当てはまる真理なのかもしれません。
突き詰めれば『上手い選手』というのは『基礎技術がとんでもなく高い選手』と言えると思います。
基礎技術の習得には神経系が発達し、頭の柔らかさがある小学生以下の年代が最適です。この年代にどれだけ質の高い練習を積んでいるかは、その選手の今後の成長を考える上で非常に大切です。
オーシャンズスクールでは「生徒1人1人にとって非常に大切な時間を預かっている」という意識と責任を持って指導しています。
単純な反復練習の中にも生徒の成長を早められるような工夫がたくさん盛り込まれています。
これからもオーシャンズスクールで練習して、どんどん上手くなろう!
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