こんにちは
大府校、岩倉校担当の杉本です。
今回のプレイバックは私が担当します。
第20節の府中戦のプレイバック動画をアップします。
現地で観戦していました。
前半早々はピヴォを置かない、「4-0」のセットで、点を奪いに行くというよりは、相手の様子をうかがっているような印象を受けました。
そのまま、前半途中まで、得点を奪いきれない展開が続きました。
ペピータ選手と西谷選手のコンビネーションで崩してヴァルチーニョ選手の先制点が生まれたわけですが、私がこのシーンに感じたことがありました
それは、落としや、リターンパスの方向です。
サッカーでいうと、いわゆるワンツーのような、前進方向のリターンパスが有効だと思います。(使用できるスペースがあるため)
スペースが限られるフットサル(特に相手陣内)では、前進方向へのリターンパスはなかなか通りづらいです。
先制点のシーンは、横へのパスですが、少しマイナス気味であることがわかります。
こういった方向へのパスや落としが多く見られるのは、フットサルならではでしょう。
サッカーでもスペースの限られたエリアを攻める場合は、こういったマイナス方向のパスや落としが有効です。
マイナス方向へのパスなら、オフサイドの心配がないことも、重要な要素ですね。
とは言え、サッカーではスペースができやすく、スペースがある状態では、前進方向のパスが有効になる場面も多いため、使い分けが重要かなと感じています。
マイナス方向へのパスというのは、コーナーキックにも特徴が出ているなと感じています。
サッカーのコーナーキックの場合、多くの場合がゴール前へのロングボールだと思いますが、フットサルのコーナーキックは一旦後ろに下げてから展開するような場面も多いです。
ゴールが近く、シュートエリアが広いためでしょうか。
もちろん、相手がゴール前を警戒していなければ、フットサルでもゴール前に放り込む事はあります。
ルイジーニョ選手のゴールが、非常にフットサルらしい、ゴールかなと感じました。
中が警戒されているから、外へ。
ボールへのプレッシャーがないので、ゴールに近づくためにドリブル。
遅れて来たプレッシャーを味方が邪魔して、シュートエリアへ侵入。
そしてあの強烈なシュート。
非常にわかりやすいフットサルのゴールシーンだと思います。
とは言え、あんなにエグいシュートを打てる選手はなかなかいませんが・・・笑
フットサルをプレーすることで、サッカーに活きる事はたくさんありますが、
フットサルを見る事で、活きることもたくさんあります。
次回のホームゲームは、11/18(日)シュライカー大阪戦です。
フットサルをぜひ体感してください!