一般的な日本のサッカー観がテクニックに傾倒し、
派手な技に注目してかえってレベルが下がっていることが気になる大島コーチです。
現代は何かにつけて禁止事項が増えて、
いい意味でのゆとりが無い世の中になってきたように思います。
子供がおかれている遊び環境は可哀想です。
外で遊ぼうにも安心できない。公園で球技が禁止されている。
最近の学校内では遊べているのでしょうか?どうなんでしょうか?
私が接する子供たちは自分なりの楽しいフットサルをしにスクールに来ていると思います。
通うからにはただ楽しいだけでなく、上達して欲しいと思う親御さんの親心も当然です。
コーチとしては教える立場ですが、教えすぎてはいけないところもあります。
一見矛盾してますが、人が学んだという事は教わったのではなく、
教わった事がヒントとなり自分で気付いたという事なのです。
人間として成長するには自分で考え行動して、
成功だけでなく失敗からも学んでいくことが重要だと思います。
遊びやスポーツは自ら進んで取り組めて、考えを強制される事が少なく、
内申点に関係ない分、失敗から学べると思います。
楽しいから好きになり、出来る楽しさ、上達する楽しさを覚えてのめり込んでいく。
自分のアイデアがはまり、その通りになると痛快です。
フットボールはこんな風に言われています。
「重要で無いものの中で一番重要」
試合に出れば自分のプレーは自分で決断し勝敗において自己責任で行動します。
なかなかシビアですよね。しかし人生ってそういうものです。
だから失敗しても次のチャンスもあり、
仲間との関わり合いで社会性も身につくチームスポーツで子供たちに成長して欲しいです。
失敗したとしても人生無駄な経験はありません。
チャレンジした勇気があったからこその結果かもしれません。
子供たちには多くのことにチャレンジして学び、自分を確立していってもらえたらと思います。