こんにちは!四日市校担当の竹村です。
2019/2020 第7節 フウガドールすみだ戦 ハイライト動画です。
今節は15−2と圧勝でしたね。
この試合では、2つのFリーグ通算記録「1試合最多得点記録」「最大得点差記録」が塗り替えられました。
1試合最多得点:15得点
1試合最大得点差:13点
多くの得点が生まれたこの試合で、竹コーチが注目したのは5点目のペピータ選手の得点シーンです。(0:14〜)
ペピータ選手のシュートは、ボールのインパクト、シュートコース、さらにダイレクトで打つ判断・・・とお手本のシュートでした!
しかし、私は、アシストをした吉川選手に注目しました。
吉川選手がボールを持っている時、ヴァルチーニョ選手が斜めに抜ける動きをします。
その結果、相手のマークのズレと対応の遅れで、逆サイドにいるペピータ選手のパスラインができます。(アラ−アラのパスラインの確保)
そこで、ボール保持者の吉川選手のパステクニックがありました。
相手の10番の選手はシュートの警戒と、ペピータ選手へのパスコースの限定を狙った対応をしています。
吉川選手はペピータ選手へのパスを選択しますが、ポイントは体の向きと足首の向きです。
パスをする直前(ボールに触れる直前)に足首の向きを変え、ノールックパスのようなパスを出しました。
このパスができるのは、基礎技術はもちろん、視野の広さと瞬時の状況判断など多くの要素がありますが、いかに相手の裏をとるかがポイントになります。
相手が予想していないプレーを常に意識して、どうしたら相手の逆を取れるかを考えながらプレーすることで数的優位や得点チャンスが多く生まれます!
非常にお手本となるプレーでした。
まだまだリーグ戦が続きますので、選手の裏をつくプレーを会場で見て、レッスンで実践してみましょう!!