こんにちは。
名古屋オーシャンズフットサルスクール大府校コーチの木村です。
↓↓↓こんな記事を読みました。
>>>【番外編】同じ年数サッカーしているのに強さに差が出るのはなぜ? サッカー大国ドイツの育成と日本の大きな違い
内容を要約すると
・日本とドイツではサッカー経験は同じでも大人になった時の実力に差がある
・日本人は練習をやらされている
・ドイツ人は自ら工夫して練習するのが当たり前
こんな感じでしょうか。私の意訳がだいぶ入っていますので、ご自身で記事を読んで頂くことをお勧めいたします。
この記事に関する私の感想としましては、私は海外の育成事情には詳しくはありませんので、決めつけることはできませんが、海外での指導経験が豊富な方や外国人指導者の日本での指導の感想を総合すると概ね池上さんのおっしゃる通りなのだと思います。
そしてそれは文化的な背景や日本人のメンタリティーに大きく左右される問題です。
我々は学校で、1つのグループにまとめられて管理され、テストで判別されて育ってきました。
メリットもありますが、どうしても外発的動機付けが強い人間になりやすい環境が、日本の「学校システム」だと私は考えています。
外発的動機づけはエスカレーター性があり、創造力を阻害すると言われています。
つまり自ら考え工夫するといったフットサル・サッカーに必要な自発性や創造性が育成されにくという側面があります。
内発的動機付けの方が、外発的動機付けよりもやる気が持続することもわかっているので、ドイツ人が大人になってもサッカーをプレーする人が多いというのも納得です。
ですが
日本には日本の良さもあります。
規律・自主性(決められたことを守ろうとする性質)は、世界に誇れるところですし、そういった長所がフットサル・サッカーに生きる部分も大いにあるはずです。
大切なのは我々指導者が、日本人の特性を理解し、長所を伸ばし短所を補うような指導をしていくことなのではないでしょうか。
この記事はそんなことはありませんが、海外の指導を見て安易に「日本の指導はダメだ」「日本人はサッカーに向いていない」といった論調には、私は全く納得できません。
海外の真似ではなく、目の前の子どもたちをよく観察し、毎回の練習後に「選手は上達したか?」「楽しそうにプレーしていたか?」といった振り返りをしていく中で、指導力を積み上げていくようなアプローチがとても大切だと思っています。
ラグビー日本代表の活躍もありますし、我々日本人は自分たちの可能性についてもっともっと信頼してもいいのではないでしょうか。
そんなことを思いました。
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