こんにちは。名古屋オーシャンズフットサルスクール大府校コーチの木村です。
オーシャンズスクールには色々な目的を持った子ども達が集まってくれています。
その中で良く聞くのが「サッカーチームで上手くいっていないから教えて欲しい」といったものです。
そういうお子様には共通する特徴があると感じています。
◇頑張ってるのになかなかサッカーチームで活躍できない子の特徴
・4、5年生に多い(トレセンやA,Bのチーム分けが始まる時期なので)
・試合中どんな風に動いたらいいのかわからない
・消極的になってしまっている
・自主練もがんばっているが具体的にどんな練習をしたらいいのかわからない
といった感じでしょうか。
つまりメンタル的に負の連鎖に陥ってしまっていると言えます。
「試合中にどう動いたら良いのかわからないが、注意はたくさんされる」
という風になると、正解が理解できていない中で、やるプレーやるプレーを否定されているように選手は感じるかもしれません。
その結果メンタル的にもどんどん消極的になり、さらに技術的な失敗も増えて以前は当たり前にできていたプレー(トラップ)なども失敗するようになっていまうこともあります。
これはどのチームでも起こりうることだと思いますし、私自身も常に気をつけなければいけないことです。
上記のような悩みを持った生徒をそれこそ何十人と見てきましたが、タイミングの差こそあれ、みんな上達のきっかけを掴んでそれぞれのチームでも良い結果を出してくれています。
なぜなら上記のような悩みを持っているお子様は、一番大切なやる気の種火をしっかりと持っているからです。
やる気がなければ悩みません。
サッカーが大好きで、試合で活躍したいという強いモチベーションがあるからこそ悩んだり焦ったりするのだと思います。
やる気の方向性が「味方や監督に怒られないように」といった間違った方向に進まないためにも早めに軌道修正が必要です。
そしてほとんどの子は技術的には、チームメイトと大差がないレベルのものを持っています。
技術の習得はある意味時間がかかるものなので、技術が不足してるお子様に関しては長い目で見てあげる必要があります。
やる気があって、一定以上の技術があれば、改善してあげるのはそんなに難しいことではないと経験上感じています。
そんな子には私は以下のように働きかけます。
1.プレー中の判断基準を明確に提示してあげる
2.ミスを受け入れて、結果よりもチャレンジしたプロセスを褒める
この2つだけです。
1つ目のプレー中の判断基準に関しては、例えば「周りを見ろ」という指示はサッカーをやっている子であれば全員が受けたことがある指示だと思いますが、「周りを見る」というアクションを
①いつ?
②どこを?
③どうやって?
見るのかを具体的に提示します。
またはボールを持っていない時の動きが理解できていない子には、ボールを持っている味方の状況を指標にして判断させます。
「味方が困っているなら下がろう」
「困っていないなら上がろう」
というシンプルなところから
「どこまで下がってあげるか?」
「どこまで上がるか?」
といったところに段階的に広げていきます。
このような具体的な指標(子ども達には「ものさし」と言っています)があると、迷いなく判断ができます。
そして失敗した原因、成功した原因を指標と照らし合わせて自分で振り返ることができるので、どんどんプレーが良くなっていきます。
2つ目の「ミスを受け入れて、結果よりもチャレンジしたプロセスを褒める」というのは、そのままの意味です。
そもそもサッカーもフットサルもミスが起こりやすいスポーツです。
成功よりも失敗の比率の方が高いのは、育成年代なら当然です。
そこで大切なのは「結果」を評価基準にしないことです。
「結果」だけを評価基準としてしまうと、失敗で終わったプレーは全てがダメだったことになってしまいます。成功もまた然りです。
メンタルトレーニングという視点においても結果よりもプロセスを褒めてあげた方がポジティブな思考が育つと言われています。
「失敗は成功の種」
そう思えるようになれば子ども達の成長は加速していきます。
当スクールの存在意義(というと大げさですが)は、「フットサルの普及・向上」と
「サッカー塾としての役割」です。
「塾」というのは学校との対比で、学校を所属のサッカーチームとすればスクールは塾の役割を担っていると思っています。
メインは学校(チーム)で好成績を収めることで、そのために必要なことを塾(スクール)で学んでいくという感じでしょうか。
そういった意味でたくさんの成功例を見てきました。
つまりオーシャンズスクールでレベルアップして、サッカーチームでも目に見える結果を残すというパターンです。
10月にもお父様、お母様からメールでご報告を頂きました。
掲載の許可を頂きましたので、ご紹介いたします(※一部イニシャルに変更)。
こんばんは。いつもお世話になっております。
昨日ですがサッカーチームのカップ戦で優勝・優秀選手賞を頂きました! チームキャプテンである主力2名が不在の中、DFとして貢献・コ
ーナーからのシュートで点も取れ、決勝のPKでも決める事が出来 (PKをやると手を挙げただけでも褒めてあげたい位でした笑)い つもの勝利とは違うものとなりました。 AB合同チームでの出場で久しぶりに天輝の試合を見た方に上手く
なったね!とたくさん声をかけて頂けたのも嬉しい事でした。 チームには同じ大高校のEくん・Sくんもいて、Eくんは少な
い出場機会ながらFWとしてきっちり点を取り、Sくんも3年 ながら不在キャプテンのポジションであるボランチを見事にこなし ていました。 チーム全員が活躍する中、ゴールポストに激突しながらも点を防い
だと優秀選手賞を頂けたので天輝が格段すごいというのではないの ですが、
低学年ではチームのブレーキに感じる事もあった天輝がチームの一員として貢献出来、自信を持って試合に望めている姿にこれはいつ もご指導頂いている木村コーチ・杉本コーチに是非お伝えしたい! と感謝とお礼を込めご報告させて頂きました。
長々すみません。とはいえ課題もたくさんありましたので今後共ご指導の程よろしく
お願い致します。
このような報告を頂くたびに「子ども達の努力が結果に結びついて良かったなぁ」と思います。
努力が報われる経験を育成年代ですることは、彼らの人生に好影響を与えてくれると思うからです。
大府校は「U-12強化クラス(月・木曜日)」「U-9育成クラス(木曜日)」「ドリブル強化クラス(火曜日)」といった特別クラスを設けて、レベルやご希望に合わせたトレーニングをしています。
上記のような悩みをお持ちの方は、まずは通常クラスを受講して頂くことをお勧めいたします。
その上で通える日程などを考慮しながら、お子様に合ったクラスを提案させて頂きます。
▽大府校のクラス表
繰り返しますが、やる気と一定の技術さえあればサッカーチームで活躍することは、それほど難しいことではありません。
もちろん目指す活躍の度合いにもよりますが「例えばBチームからAチームに上がりたい」だったりとか「今ベンチだから試合に出れるようになりたい」といったご要望には、しっかりお応えすることができると自信を持っています。
もしそういったお悩みをお持ちの方はぜひ一度オーシャンズスクールをご体験ください。待ってます!
~~~~~~~~~
<スクール生及び保護者の皆様へ>
いつも私のスクール校に通って頂いてありがとうございます。
私といたしましては「生徒たちが今何を考えていて、どんなことに悩んでいるのか」もっと知りたいと考えております。
困ったこと・気になること・悩み相談・何かの報告などありましたら、いつでもお気軽にご連絡ください。
>>>お電話でのご相談はコチラ(052-829-1566)