寒さが続きますがいかがお過ごしでしょうか?
先日スクール主催のオーシャンズ選手によるふれあい教室がありました。
プロ選手が素晴らしいプレーを見せてくれました。コーチは若手の室田選手が試合の後なのに手を抜かない凄いドリブルを子供たちに見せてくれて感動しました。
さすが日本代表。上手いに加えてアスリートの動きの速さ・キレはそうそう真似できる次元ではありません。
そんなプロ選手も初めは初心者です。
プロも一人で勝手にそだったわけではありません。
一緒に過ごした仲間がいると思います。
仲間全員がプロレベルに到達することは残念ながらありません。
人は同じ環境で育っても、他の人と差が出ます。
その差を才能で片付けてはいけません。
もって生まれたいい点を生かす努力の方が影響力は大きいのです。
学びを吸収し、考えて何かに気付く。それを習慣化することが上達の王道です。
習慣化に最適なのはサッカーノートをつけることです。人は忘れてしまうので備忘録としてノートを使うのもよいです。
どんな上手な選手でも得意なプレーを長い事していないと積極性を忘れてしまったりするものなんです。
ノートを書くには出来事を思い出し整理して自分の考えをまとめることになります。出た答えで自問自答し次はこうしようと考えます。そこで問題に目を背けず向き合う姿勢が身につきます。
それはノートから生活へと発展し疑問に思ったこと、上手くできなかったことに対してただ起きたことと捉えて終わるのではなく解決する習慣につながっていきます。
私が指導しているスクールチーム活動のユニコ大府ではノートを夏過ぎから義務づけています。記帳開始2ヶ月で大会の結果が向上してきました。今では子供たちにある程度自分で考える習慣がついてきました。試合前の作戦タイムでは自立のため子供たちだけに任せる時もあります。
サッカーフットサルの好プレーはテクニックだけでなく意識一つで行動を変えられるプレーが多くあるのです。
ユニコ大府ではセレクションはありません。目的は個々人の成長だからです。子供は未熟で生まれてきます。様々な環境に適応できるためだそうです。
成長することが出来るので子供は環境次第で変わっていくものです。
競技レベルの差は能力の差というより意識・習慣の差です。
意識一つで行動を変えられる。
しかし人間は感情があります。わかっていてもできない。
わかっていてもできないことが出来る人は立派です。
でも出来る人にとっては当たり前の習慣なのでストレスはありません。
感情を凌駕する習慣性。
まずは2週間何かを頑張って続けてみましょう。
継続は力なり。