こんにちは!冨田です。
最近、「コーチングよりもオーガナイズで伝える。」を自身の指導テーマに掲げてトレーニングをしています。声を出すのが疲れたから・・・とかではありませんよ( ̄▽ ̄;)言葉で伝えるよりも、プレーしてトライ&エラーを繰り返した方が圧倒的に効率よく改善できると日々実感しています。
昨日のレッスンでも、コーチングするより、じっくりと観察しながら少しづつオーガナイズ変更をし続けることで難易度を調整したり、こちらの求める動きを引き出したりすることに神経を注ぎました。側から見ると、あんまりコーチングをしないコーチは見栄えがよくないかもしれませんね( ̄▽ ̄;)それでも、子ども達が自ら正解を見つけ出したり、何かに気づいたり、勝つために頑張ったりすることの方が、子ども達の中に残るものはより大きいです。
というのも、私はフットサル・サッカーはどこまでいっても「遊び」だと捉えているのですが、そういった「遊び」の中で、子ども達は自然に運動神経を培ったり、運動能力を高めたりしますし、加えて、友達を大切にする気持ちを育んだり、団体行動を学んだりもするからです。
例えば、昔はよく木登りをして遊ぶ子がたくさん見られましたよね?私も子どもの頃はいろんな木や塀によじ登って、時には悪さもしていました( ̄▽ ̄;)木登りの中でも、落ちないように木に登り続けるために手や腕で枝をガッチリ掴んだり、足を上手に引っ掛けたりするなどの身体の使い方を学べますし、繰り返せば筋力も付いてきます。この「遊び」がスポーツ化したものに、クライミングやボルダリングがありますね!特にボルダリングは、街の中にも安全に楽しめる専用の施設があったり、大きな公園であれば、なんちゃってボルダリングの遊具があるところもあります。是非ともたくさん遊んで欲しいものですね!私も今度やってみますd( ̄  ̄)子ども達の「遊び」の中にこそ、成長の種がたくさん転がっているのです。
そんな子ども達の「遊び」の世界にガヤガヤ口を出す大人はいませんよね?というかそんな大人がいたらかなりやばいです( ̄▽ ̄;)もし居たとしても、子ども達からすれば、「ほっといてくれよ!」って感じです( ̄▽ ̄)
大人だって、釣りやキャンプに出かけたり、パチンコや競馬に行ったりしますよね?遊び方が変わっただけで、これらも立派な「遊び」です。そういった自分の「遊び」方に親や他人が文句や注文をつけてきたら腹が立ちますよね( *`ω´)そして、つまんなくなると思います。
それと同じことが、今の日本のフットサル・サッカー界の育成現場に起こっているように私は感じています。小学校の高学年やそれ以降のユースといった、チームとして勝利を求めたり、自身のキャリア形成を意識し始める年代になれば話は変わってきますが、小学校の低学年あるいは高学年でも初心者、ましては幼児期の子ども達のフットサル・サッカーという「遊び」に積極的に介入して「もっと速く!」「もっと正確に!」「もっと走れよ!」なんて言ってしまう大人の方を見てしまった時には、なんというか、その子ども達の将来がものすごく心配になってしまいますね・・・。「フットサル・サッカーを嫌いになってしまわないかなぁ〜」と。
やはり導入は、というかいくつになっても、「フットサル・サッカー=遊び=楽しい」であるべきで、そのためにも、私は子ども達をルールで縛るばかりのスクールにはしないように心がけています。普段縛られていることが多いであろう子ども達をせめてスクールの間だけでも開放的にさせることが私の仕事の一つだと考えています。開放的であるためにたまに危ないことをする子もいますが( ̄▽ ̄;)そんな時こそ私の出番!ルールを守ることの大切さに気づかせたり、子ども達が自らルールをつくったり、またそれを守るように促します。
私にとっての【フットサル・サッカーの楽しさ】
・ゴールを決めること
・ボールを奪うこと
・「ゴール」という目的のために、仲間と協力すること
・手ではなく、足でボールを扱う難しさを克服すること
当たり前に楽しさを伝えられて、技術も身につけられるスクール運営を心がけていきますd( ̄  ̄)