こんばんは、U-12監督、エリートプログラム(U-11選抜チーム)コーチ、NAS大高校コーチの廣瀬です。
昨日、鈴鹿にてフットサル施設連盟選手権大会 U-12東海大会が行われ、各施設予選を勝ち抜いた東海4件の16チームが出場しました。早ければ夏前には終わってしまう6年生のフットサル環境において、民間大会ながら卒業前最後の大きな大会としてどのチームもモチベーション高く参加する大会です。
その中で、名古屋オーシャンズU-12が準優勝、全国大会への切符を手に入れました。
登録メンバー12名に共通することは、普段はそれぞれのスクール校で、私以外にも7名のスクールコーチ達に指導を受けていることです。同じ指導者と多くの時間関わることで生まれるメリットもあると思いますが、複数の指導者の教えから、異なる視点を持つというメリットもあります。
そして、そんな背景は、彼らの選手としての特徴にも反映されています。
彼らは、身体的には今回参加したチームの中でも小さいチームでした。東海大会に出場してくるチームなので、他のチームには並外れたスピードを活かした個人技や、大人よりも大きいGKがいるチームもいました。その中で、賢さが何より彼らの武器でした。ここでいう賢さとは、相手チームのプレーを見て、有効な戦い方を選択できること、実行できる技術、またその選択肢の多さもフットサルの理解という意味で賢さです。また有効な戦い方には、守備の仕方も含まれます。自分たちでボールを持っているとき、持っていない時、それぞれで素晴らしい賢さを見せてくれました。これは、攻撃や個人技のみをフォーカスするのではなく、同じように守備も大切に考えるスクール全体の育成の成果でもあります。
全国大会は3月14日、15日、和歌山ビッグウェーブで開催されます。
残り約3週間、大きな目標に向かって積み上げることができることに感謝しながら明日からまた一つ一つのレッスンを大切にしてほしいと思います。