【NAS大高校】【みなと校】運動神経について

2020年10月13日

「うちの子、運動神経が良くなくて。。。」

というご相談を、最近は多くいただくようになっている気がします。
「運動神経の良し悪し」は生まれつきのものではありません。
運動神経とはそもそも、運動の指令が脳から筋肉まで送られるときの「情報の通り道」のことを指し、脳から命令が出て運動につながるまでの神経のシステムを「神経系」といいます。ヒトの神経系は、脳と脊髄で構成される「中枢神経系」と、そこから出る信号を末端まで送る「末梢神経系」の2つがあります。身体、手足を思い通りに動かすために作用している、いわゆる私たちが言っている「運動神経」とは、この末梢神経系の一部に必ずあるもので、その有無に個人差はありません。上記の「脳から命令が出て運動につながるまでの神経のシステム」の情報伝達スピードにも個人差は無いと言われています。

何が違うのか

でも、明らかに個々の動きの良し悪しはありますよね。それは何が影響しているのでしょうか。例えば、私の息子は小学4年生で野球をやっているのですが、優劣とかではなく、私が毎日接しているフットサルをプレーする生徒たちとは、得意・不得意な動きの種類が違います。一つの例ですが、生徒たちはフットワークや俊敏性が優れていると感じますし、私の息子やその仲間たちは身体全体を使ってパワーを発揮するということが優れているように感じます。(もちろん個人差はあるので傾向の話です)

それらの違いはどこから来るのか。下記をご覧ください。
フットボールでパフォーマンスを高めるための体力について一軒家で表しています。

 

 

 

 

 

 

 

屋根の部分が実際のパフォーマンスです。それを支えるのが「スピード・パワー・持久力・アジリティ」です。この部分は種目によって特に必要な要素とそれほどではない要素があると思います。そして、それを支える、一軒家の基礎にあたる部分があります。コーディネーション能力とは、スピードやパワー、アジリティを支える能力ということです。

コーディネーション能力7つの能力

すべての土台となっている非常に大切なコーディネーション能力とは、以下の7つに分けられるのが一般的です。

・リズム能力  動作を行うタイミングを上手につかむ能力
・バランス能力 バランスを正しく保ち、体勢が崩れた場合にすばやく立て直す能力
・変換能力 状況の変化に合わせて、すばやく動きを切り替える能力
・反応能力 合図などにすばやく反応して、適切に対応する能力
・連結能力 カラダ全体(上半身と下半身など)を連動させてスムーズに動かす能力
・定位能力 物体の位置と自分の位置関係を把握する能力
・識別能力 手や足、用具などを精密に操作する能力

これらの能力は神経系が発達する時期にトレーニングすると大きく向上することがわかっています。神経系が発達する時期とは、すなわちゴールデンエイジ(9歳から12歳)プレゴールデンエイジ(5歳から8歳)の時期です。神経系の発達は12歳でほぼ100%に達するため、幼児から小学生の時期はコーディネーション能力を向上させる絶好の時期です。

競技の専門化により能力に偏りも

コーディネーション能力という土台に支えられたスピードやパワーなどが特定の競技の技術発揮、習得に好影響がありますが、近年の専門競技選択低年齢化により、コーディネーション能力の向上に偏りがあるように思います。前述したように、傾向としては競技により子どもの動きに違いがあって当然ですが、ある競技で頻度高く発生する動きとそうでない動きがあるのは事実です。
仮に、コーディネーション能力を向上させるトレーニングを行わず、専門種目のトレーニングばかり行ったとすると、なかなか向上させることが難しい能力もあると思います。例えば、フットサルのパスやドリブル、シュートのフォームなどをトレーニングするだけでは、リズム能力やバランス能力、反応能力を大きく向上させることは、他の能力に比べると難しいと思います。(メニューの構成によりますが)
では、その向上させることが難しい能力(リズム能力やバランス能力、反応能力)がフットサルに不要かというとそんなことは全くありません。そもそも一つの動きに対して7つの能力は単体で発揮されるのではなく、いくつかが同時に発揮されてもいます。
「コーディネーション」という言葉自体も広く世間に知れ渡っていると思いますが、
「専門種目をトレーニングすることにより自然と向上したコーディネーション能力」よりも「専門種目のパフォーマンスを向上させるためにコーディネーション能力をトレーニングする」パターンが多くなっています。最近は外遊びの時間が減ったので、いろいろな遊び(種目)をする機会も減り、コーディネーション能力の偏りが出ていると思います。

子どもの動きや種目の専門性から偏りをなくす

私たち指導者は、そうした時代の流れを憂うよりも、現代にあったアプローチにアップデートしていくことが大切だと考えます。フットサルの技術・戦術トレーニングは大切ではあるけれども、それだけでは向上しにくいコーディネーション能力について見極め、個人差を分析し、トレーニングに落とし込んでいく。特に育成指導者としてはより大切な使命だと思います。

なぜならば、
繰り返しますが、幼児から小学生の時期(5歳から12歳ごろ)がコーディネーション能力が最も向上する時期だから、です。

名古屋オーシャンズフットサルスクールNAS大高校、みなと校では、パフォーマンスアップのためにコーディネーション能力向上にも取り組んでいます。

随時無料体験ができますので、ぜひ一度体験にお越しください。

名古屋オーシャンズフットサルスクール
NAS大高校、みなと校 担当 廣瀬

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