こんにちは。名古屋オーシャンズフットサルスクールコーチの木村です。
今回のブログの題名は『監督からの評価を上げる方法』です。
正直このような書き方はあまりしたくないのですが、あまりにも悩んでいる子達が多いのでこのように書きました。
ですが最初に言っておきますが、プレーの目的は勝つことであり、サッカーを楽しむことです。
その矢印が他者に向いて『監督に認められるため』にプレーするようになるとそのうち、モチベーションは落ちていきます。
あくまでも短期的に評価を上げたい!そうすることで奮起したい(させたい)!場合のみ続きを読んでください。
そうじゃない方は読む必要はありません。
▽監督からの評価を上げるには『マーク』の技術を習得するべし
監督からの評価を上げる比較的簡単な方法に『マーク』があります。
理由は以下の通りです。
①理解できているサッカー少年が少ないから
②チームの勝率を効率よく上げることができるから
③周りからの信頼度が増すから
①理解できているサッカー少年が少ないから
オーシャンズスクールに体験に来るお子さんのうち、サッカー経験が豊富な高学年のお子さんでもマークの技術が理解できている子はほとんどいません。
理由は色々あると思いますが、サッカーでは前線では数的不利、後方では数的有利で守ることが多いからだと思います。
つまり「相手選手の誰かを責任を持って守る」という経験が少ないのだと思います。
その点はフットサルは数的同数で守ることがほとんどですし、オーシャンズスクールではマンツーマンの守備の習得がU-12の育成目標にもなっています。
だからこそ、フットサルでマークの技術を学ぶことで、サッカーにおいても特異性として生きると思います。
②チームの勝率を効率よく上げることができるから
マークの技術が上がってくると2つのことが目に見えて変わります。
1つ目は裏を取られなくなることです。
DFラインの選手でもそうじゃなくても自分の背後でボールを受けられるとそこから守ることは難しくなります。
チームとしても他の選手がカバーリングせざるおえなくなり、守備のシステムは崩れます。
マークの技術が身につくと簡単に裏を取られなくなるので、チームの失点の機会は自然と減るでしょう。
2つ目はインターセプトが増えます。
インターセプトとはパスカットと同じ意味です。
特に4年生以下ではマークをしっかりするだけで、相手選手のミスも重なり、自然にインターセプトできる機会が格段に増えます。
インターセプトは相手ドリブルを奪うプレーと違って、すぐに攻撃に出やすいプレーですし、横パスをインターセプトできた場合は一気に2人以上を置き去りにできます。
つまりカウンターからの得点の機会を増やすことができるのです。
③周りからの信頼度が増すから
相手に裏を取られずに、インターセプトをバンバンしてくれる選手がいたら監督からの評価は必然的に高まるでしょう。仲間からの信頼も同様です。
監督からの「この選手は信頼が置けるな」という評価が高まれば、試合に出る機会も増えるでしょうし、その分経験を積むことができてどんどん上達していくでしょう。
ポジションにももちろんよりますが「あの選手はちょくちょく裏を取られるからなぁ」という印象を持たれると、大事な試合で使ってもらうことは難しくなるでしょう。
ポジティブな印象を持ってもらうよりもネガティブな印象を持たれないことも評価を高めるポイントだと思います。
▽動画で予習・復習しよう
ここまで書いたことを動画でまとめたので良かったら観てみてください。
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▽木村コーチの本音
ここまで「試合に出るために…」ということを書いてきましたが、基本的に少年サッカーにおいては試合に出てナンボだと思っています。
試合に出るために努力をする経験も大切ですが、それはあくまでも外発的な動機付け(モチベーション)であり、それだけになると上述の通り、どこからやる気の炎が尽きてしまいます。
なので試合に出れないのであれば、出れるチームに移籍するというのも1つの手だと思います。
お父様お母様の立場になってみると「簡単に諦めさせるのも将来のためにならない気がする」という気持ちも理解できます。
大切なのはバランスだとは思いますが、小学生のうちは競争よりも「サッカーが好き!」という気持ちを大きく膨らませることが何より大切だと思っています。
「サッカーが好き!」という大きな内発的な動機付けを持って、中学以降で厳しい競争に挑戦していくのが良いのではないでしょうか。
そういう意味では、Bチームでも試合を同じように組んでくれるようなチームには共感できます。
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<スクール生及び保護者の皆様へ>
いつも私のスクール校に通って頂いてありがとうございます。
私といたしましては「生徒たちが今何を考えていて、どんなことに悩んでいるのか」もっと知りたいと考えております。
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