こんにちは。名古屋オーシャンズフットサルスクール大府校コーチの木村です。
先日オーシャンズスクールに通う保護者の皆様にアンケートにご協力頂きました。
ご協力頂いた皆様、ありがとうございました。
客観的なご意見とても参考になります。
日々生徒の成長は観ていますが、保護者の皆様がどう感じられているのか知ることができました。
まずは[質問1]オーシャンズスクールに入ってどんなところが成長したと思いますか?の結果から共有いたします。
▽メンタル面の成長
失敗は成功のもとだと教えてもらってできないことがあってもチャレンジしてできるまで少しづつ自分から努力するようになったと思います。
少しずつ自信がつき、積極的にプレーできるようになりました。1年半前にスクールに入った頃は自信がなくてボールを追えなかったけれど、今はかなり変わったと思います。
1年で驚くほど積極的になり、戦術も教えてもらえるのでボールを持っていない時に考えることができるようになったと思います。何よりもフットサルを楽しんでスクールに通うのが大好きだと言ってます。
キーワードは『自信』『フットサルが好き』『自主性』といったところでしょうか。
(他にもたくさんメンタルに関連するご回答を頂きました。詳しくはページ下部をご覧ください)
そしてこの3つに共通するのは『内発的動機づけ』でしょう。
動機づけ(やる気、モチベーション)には、大きく分けると2種類あります。
「点を取ったらお菓子買ってあげるよ」「コーチに怒られないように頑張ってプレーする」
というような外発的な動機づけと
「フットサルが好き!」「楽しいからもっと上手くなりたい!」
というような内発的な動機づけです。
どちらも成長していくには必要ですが、内発的な動機付けの方が長続きします。
長期的に見れば内発的動機づけを高めてあげる方が、子供達のためになると私は考えています。
私は『才能』というものに大した差はなく、結局は質の高いやる気を持ち続けた選手が大成すると考えています(GRIT理論>>>https://hrnote.jp/contents/b-contents-3631/)。
客観的に見ても内発的動機づけの高い子ほど、成長スピードは速いと思います。
▽メンタル面の成長
技術面 足まわりが強化された
試合で、積極的に攻めることができるようになった。ボールコントロールも上達スピードが上がった。
体の使い方、ドリブルの技術・仕掛けるタイミングが良くなった。
フットサル=技術
というイメージが世間一般にはあるようです。
もちろんそのような側面は大いにあります。
先日フットサルとサッカーを両方指導されている関西の指導者の方とお話させて頂いた時も「フットサルは単純にボールに触る機会が多い。サッカーだけの子供よりも単純に技術が伸びる」という話を伺いました。
フットサルという競技自体が持つ『育成力』は、やはり大きいと感じました。
プラスして技術習得の成長スピードを加速させられるように日々指導力を磨いています。
特にドリブルに関しては、ドリブル強化クラスとドリブル育成クラスという2つの特別クラスでみっちりトレーニングしています。
以前は「ドリブラーは育てるものではなく、勝手に育つものだ」と考えていましたが、今ではきちんとした理論のもとでトレーニングを積めば誰でもドリブルで抜けるようになると実感しています。
ただし闇雲にコーンドリブルをしても抜けるようにはなりません。
大切にしているのは体の構造に合ったドリブル技術を身につけることです。
▽戦術面の成長
戦術面 (パスコースや、ディフェンスの場所)
周りがよく見えるようになった
戦術面。これまでは足元の技術ばかりでゲームでの動き方が全く分からず固まってしまうことが多かった。
私としましてはフットサルをすることで1番伸びる能力は『戦術的な能力』だと思っています。
戦術というと難しく聞こえるかもしれませんが、戦術とは相手を上回るための戦う術のことです。
ワンツーやパラレラは相手を上回るための武器の1つであって、それをいつ?どう使うか?まで含めたものが『戦術』だと思っています。
1人で実行する個人戦術から、2人組、3人組、4人組の戦術と広がっていくわけですが、いちばん大切なのは個人戦術です。
個人戦術が未熟な状態で4人組の戦術などをやってしまうと、自分で判断できないロボットのような選手が育ってしまいます。
外から見ていても『やらされている感』を感じるでしょうし、プレーしている本人も楽しくないでしょう。
小学生年代では、自由にその時々の感性でプレーすることも大切ですが『個人戦術の習得』という大切なステップを踏まずに中学生でいきなり11人制の戦術を教え込まれるとその選手の成長は一気に鈍化してしまいます。
「中学(または高校)に入っていきなりサッカー、フットサルがつまらなくなった」
という声はよく聞きますが、その原因はもしかすると我々小学生年代の指導者にあるのかもしれません。
どこのチーム、どのポジションでもしっかりプレーできる基盤を作ってあげることも小学生年代の指導者の役目だと考えています。
以下、アンケートの[質問1]オーシャンズスクールに入ってどんなところが成長したと思いますか?への全回答です。
[質問1]オーシャンズスクールに入ってどんなところが成長したと思いますか? |
技術面 |
技術面 足まわりが強化された |
全てにおいて成長したと思います。 |
戦術面。これまでは足元の技術ばかりでゲームでの動き方が全く分からず固まってしまうことが多かった。 |
技術面、戦術面 |
失敗は成功のもとだと教えてもらってできないことがあってもチャレンジしてできるまで少しづつ自分から努力するようになったと思います。 |
試合で、積極的に攻めることができるようになった。ボールコントロールも上達スピードが上がった。 |
技術面、戦術面 |
1対1をおそれなくなった |
勝ち負けにこだわらず、のんびりした性格の息子が、もっと上手くなりたいと少しだけ意欲を持つようになってきました。 |
上級生からたくさんの刺激を受けて、前向きに取り組む姿勢が見られるようになってきています。 |
昔はやらされてる感がありましたが サッカーが好きになり技術面でも成長していると思います。 |
技術面 |
技術面、フィジカル面 |
戦術面では、周りをみることができるようになった。 |
周りがよく見えるようになった |
戦術面 (パスコースや、ディフェンスの場所) |
自己肯定感は上がった。 |
少しずつ自信がつき、積極的にプレーできるようになりました。1年半前にスクールに入った頃は自信がなくてボールを追えなかったけれど、今はかなり変わったと思います。 |
成長とまではまだいかないが、練習をしないと上手くなれないというとこに本人が気づけたこと |
ドリブルが抜けるようになった!! |
ボールを蹴ることすら上手く出来なかったのが、試合に出られるまでに成長できた。 |
1年で驚くほど積極的になり、戦術も教えてもらえるのでボールを持っていない時に考えることができるようになったと思います。何よりもフットサルを楽しんでスクールに通うのが大好きだと言ってます。 |
積極的な動き |
メンタル、技術 |
メンタル、技術 |
技術面 |
技術面、戦術面 |
技術面 |
技術、ドリブル、トラップなどをわかってやれるようになった |
リーグ戦に参加して、最初は不安げな感じでしたが、最近では自信がついたようで、積極的にプレーができるようになったと思います。 |
戦術面で考えるようになった。 |
技術面(ドリブル)フィジカル面(あたりに少し強くなった |
体の使い方、ドリブルの技術・仕掛けるタイミングが良くなった。 |
ボールの扱いが多少は上手くなった、自主練自主的にやるようになった |
技術、メンタル |
足元が上達しました。ダブルタッチ、 |
守備力が上がった。 |
まだ入って間もないが、基礎を学べて意欲が高まった。 |
毎日練習するようになった、大きい子にもボールをとりにいけるようになった |
メンタル面、コート外からでも同じチームの子達に声をかけるようになった! |