こんにちは。名古屋オーシャンズフットサルスクール大府校コーチの木村です。
大府校のページの一番上に載せているバナーです。
子供の可能性を信じ抜く
私の指導理念であり、生徒たち保護者の皆さまへの約束でもあります。
もう一度この言葉についてしっかり説明したいと思います。
□誰が子供の可能性を信じるべきか?
子供って可能性の塊ですよね。
持って生まれたものの違いは確かにあります(ここでは「才能」と呼ぶこととします)。
才能の多寡が長い目で見れば大した差にならないことはGRIT理論で証明されています。
「グリット」(grit)とは、「困難にあってもくじけない闘志」「気概」「気骨」などの意味を表す英語で、成功者に共通の心理特性として近年注目されている、「やり抜く力」のことです。心理学者でペンシルヴァニア大学教授のアンジェラ・リー・ダックワース氏が、「社会的に成功するために最も必要な要素は、才能やIQ(知能指数)や学歴ではなく、やり抜く力である」という「グリット」理論を提唱して以来、教育界や産業界をはじめさまざまな分野で大きな反響を呼んでいます。
参照:https://www.weblio.jp/content/%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%88
子供達が目標に対して粘り強くやり抜くには、周りのサポートが欠かせません。
強靭な意思の強さを持つ大人も最初からそうであったわけではないでしょう。
それでは誰が子供達の才能を信じて、可能性を見出してあげるべきなのでしょうか?
それは指導者である私の役割だと思っています。
ご家族の皆様は当然お子様のことを心から愛して、信頼していると思います。
ですが関係性が近いからこそ「うちの子大丈夫かな?」「サッカーやフットサルに向いていないんじゃないかな?」と不安になることはないでしょうか?
そんな時に「大丈夫ですよ!お子様は順調に成長していますし、将来どんな目標でも達成できると思いますよ」と伝える役割がフットサルの専門家である私にはあると思っています。
決して詭弁ではありません。
心からそう思っていないと保護者の皆様や子供達にもすぐに伝わってしまうでしょう。
私はフットサルの専門家として、たくさんのお子様の成長を見てきました。
強豪のジュニアユースに合格した生徒が、1年生の時に走るのが遅くて、トラップもできなくて、泣きべそかいていた時を知っています。
3年生の時にエリートプログラムのセレクションに落ちて、4年生で見事合格し主力として頑張っている生徒もいます。
一際体格が小さくて、サッカーチームではいつもBチームだった生徒が、高学年でトレセンに合格するまで成長した生徒もいます。
彼らの成長を間近で見てきた経験から「子供には無限の可能性がある」と心から信じられるようになりました。
□フットボールほど、多様性を認めてくれるスポーツはない
フットサルやサッカーは本当にたくさんの役割が1人1人に任されます。
単純に攻めるのが得意な選手、守るのが得意な選手というのもあります。
パスを出す、受けるのもそうです。
フィジカル能力を生かして戦う選手もいれば、リーダーシップを発揮してチームを助ける選手もいます。
多くの個性が輝くチャンスがあるのが、フットサルでありサッカーなんです。
つまりフットサルやサッカーに向いていない選手っていうのが、ほぼ存在しないということです。
少なくとも今まで関わった子供達の中で「この子はフットサルに向いていないな」と感じたことは一度もありません。
どんな子にも活躍のチャンスがあるのが、フットサル・サッカーというスポーツです。
もちろん長所だけ磨いていれば良いというような話ではありません。
総合的に成長できるように指導していきますが、オーシャンズスクールにある程度の期間通ってくれている生徒であれば、全員が試合の中で活躍の場があります。
□お父様やお母様に対して私ができること
先日とある保護者の方に頂いたメールにこのような一文がありました。
前日の動画も、彼のよいところを探していただいてありがとうござ
いました。親はダメなところばかり目についてしまうので、とても 有難かったです。
□子供の可能性を信じ抜く科学的な理由
ピグマリオン効果(ピグマリオンこうか、英: pygmalion effect)とは、教育心理学における心理的行動の1つで、教師の期待によって学習者の成績が向上することである。別名、教師期待効果(きょうしきたいこうか)、ローゼンタール効果(ローゼンタールこうか)などとも呼ばれている。なお批判者は心理学用語でのバイアスである実験者効果(じっけんしゃこうか)の一種とする。ちなみに、教師が期待しないことによって学習者の成績が下がることはゴーレム効果と呼ばれる。近年の研究では、ピグマリオン効果と心理の因果関係はないとされている。参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%94%E3%82%B0%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%83%B3%E5%8A%B9%E6%9E%9C
□Instagramの反響
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大府校の公式Instagramでは日々上記のような投稿をしています。
まだ初めて1月ほどですが、保護者の皆様からポジティブな反応をたくさん頂いています。
これも『子供の可能性を信じ抜く』という指導理念に基づいた行動の1つです。
よくSNSをしていると「宣伝効果あるの?」と同業者に聞かれることがありますが、結論を言うとありません。
というよりもそこを狙ってやっていません。
もちろん生徒数を増やしたいという気持ちはありますが、それよりも今来てくれている生徒たちを一生懸命育てたい!という気持ちの方が1000倍強いです。
大府校のInstagramを見て保護者の皆様や生徒たちが、少しでもポジティブな気持ちになってくれれば嬉しいです。
ついでに一般の方にも大府校の雰囲気が伝わって、気に入って体験に来てくれれば嬉しいですが、それはあくまで”ついで”です。
さて長々と書いてきましたが『子供の可能性を信じ抜く』という私の指導理念の真意が伝わりましたでしょうか?
人間の成長は身体的にも精神的にも±2年の差があると言われています。
同じ3年生でも5年生の子と1年生の子が混じって戦っているんです。
つまり小学生、中学生の間に周りと比べたり、結果だけで才能をジャッジするのはとても危険だと言うことです。
つい周りと比べて「うちの子は全然ダメだ」と感じてしまうこともあると思います。
そんな時は是非私に一声掛けてください。
前と比べてどんなところが伸びているか?どんな長所があるか?これからどんな風に育っていくか?をいくらでもお話いたします。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
これからも子供の可能性を信じ抜いて、全力で指導していきます。
今後ともよろしくお願いいたします。