皆様いかがお過ごしでしょうか。
「褒める」「褒められる」
これは大人、子ども関係なく人を成長させる上で必須だと思います。
だったら「とにかく褒める」「褒めて伸ばす」というのは最も理にかなっていて、最適な方法なのでしょうか。
きっとこれはみなさんNOとお答えになると思います。なんでもかんでも褒めるのは違いますよね。では、いいプレー、悪いプレーの線引きをしてうまくいったプレー全てに賞賛を送るべきなのでしょうか。
転がってきたボールを思いっきり蹴ったらミラクルなシュートが入った。これはいいプレーでしょうか。
背がものすごく高く、ガンガン個人のフィジカルのみで取れてしまうような子は素晴らしい選手なのでしょうか。
きっとこれを聞いたら少し悩まれるのではないでしょうか。
自分は「褒める」の中で何について褒めるのかがすごく大切だと思っています。
例えば、「背伸びたね!」というのは軽く褒めてあげますが、それ以上はありません。
ですが例えば「リフティングの回数が2回増えた!」というのにはしつこいくらい褒めます。
「その子がそれに対して時間をかけたのか」
この違いに自分はとても重要性を感じています。
自分の中で大切にしているのは「その子を認めてあげること」に加え、「その子の成長・達成に対しての対価を褒めてあげる」ということです。
リフティングでいうと、「回数」ではなく「練習した時間」を褒めてあげる。
「頑張ることが褒められること」という認識こそ、頑張り屋さんにする最大の要因です。