みなさんいかがお過ごしでしょうか。
「1人1人との関わり方を大切にします」
この言葉は現在、長久手校・愛西校のスローガンになっております。
ここに掲げたスローガンというのは担当コーチが大切にしていることです。
自分は1人1人と真摯に向き合い、その子を1人の人として見てあげることが何よりも大切だと思っています。ここではそう感じたきっかけを書かせていただきます。
これは自分が正式に担当を始めた前年度にある1人のおとなしい男の子(当時2年生)が体験にきたときのお話です。
あの瞬間は鮮明に覚えています。
まったく目線を上げず、話すこともなく、当然笑う様子もありませんでした。
お母様ともお話ししましたが、いつも大人しく、学校でも外で遊ばず1人で本を読むような子だったそうです。
個人的には、この子の現状に「まずいな…」と感じました。
本を読むことは素晴らしいことですが、聞いていた感じ周囲の人との関わりが少なく、今後もこのまま家族や親戚と最低限の会話のみで、狭い世界の中だけに囚われてしまうので…と思っていました。お母様も同様の危機感を抱かれていました。
その頃の自分には経験から正解を辿ることもできませんでしたのでとにかく丁寧に、積極的にコミュニケーションを図りました。たくさん話して、頑張ったことにはたくさん褒めました。
すると少しずつ話してくれる回数も増えましたし、「家でボールタッチやってきたよ!」という報告もしてくれるようになりました。そして、学校の先生にも「変わったね!」と褒められたそうです。
~以下はお友達を招待された際にお母様からいただいたメッセージです。~
『一番はスクールに入って、今まで苦手だった努力の大事さを学んで、フットサルが上達してきたことで、自分に自信が持てるようになってきました。
担任の先生にも習い事を始めてから自信がついてきたと言われたし、私も感じてます!
また、とても楽しんで通っていること(休んだ時は行きたかったって泣いてます‥)、
他の学校や学年の子と交流できる&チームプレーのスポーツの良さ、
などをN君のお母さんに話したら、興味を持ってくれたみたいです。
昨日の本人を見て、すごくイキイキしててこんな姿久しぶりに見た!とも言われました。笑』
実際に現在は参加クラスのムードメーカーになっており、盛り上げてくれています笑
自信のない子も、関わる人間の向き合い方でどれだけでも変われます。
0から1にするための大きな一歩を全力で後押しさせてください。
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