皆様いかがお過ごしでしょうか。
松岡コーチです。
こんな感じの自分ですが、実は小学生の頃、1年間だけ柔道を習っていました。
きっと普段スクールでお話しさせていただくお母様方はみなさん驚いてますよね😂
なぜ柔道を習い始めたのか…。きっかけは覚えていませんが、割と無理やり習わせられたと言った感じでした。
ですので自分のモチベーションはゼロ、むしろ人と戦うことが怖かったのでマイナスでした。
訳もわからず真っ白な道着を着せられて、車に乗せられて、知らない人たちと勝負して….
「とりあえず通っていくうちに慣れていくはず、楽しくなるはず」とプールを習っていたおかげで知っていたので3ヶ月くらいは前向きにがんばりました。ですが変わりませんでした。泣きながら嫌がっていた記憶があります。とにかく行きたくなかったんです。ですからその後9ヶ月は本当に無理やり。すごく嫌でした。
「苦しかった。やっと行かなくてよくなる」
辞める時、自分の中にあったのはこの2つだけでした。
今でも経験としてやってみてよかったなというくらいです。他にいい思い出はありません。
きっとこの世に嫌だけど続けている習い事を持っている子はたくさんいます。
おそらく「嫌」な理由は人によって違って、そもそも興味がないとか、仲のいい人がいないとか、先生が好きではないとか、雰囲気がいやとか。
自分の場合は全てでしたので今思えば好きになれるはずもありません。
無理に好きになったり楽しく感じるように思い込む必要もないと思います。そのものに興味がないので。
ですがもし仮に、これが好きなものや興味のあるものだった時、これはどうなるのでしょうか。
そもそも、好きだから始めるのはおそらく「憧れ」とか「尊敬」とか最高クラスのポジティブな理由がそこにはあるはずです。
簡単に言うとそれは「夢」や「目標」だと思います。
自分はサッカーをずっとしてきましたが、先生やコーチによって、もしくは仲間によってサッカーが嫌になってしまったとき、何が残るのだろう。と考えました。
夢を失ってしまう。
自分は「好きなものが嫌いになった」=「夢を失った」と同義だと思います。
決して大袈裟ではありません。頑張っていたものが嫌になって、憧れがなくなり、頑張る意味がなくなってしまう。
嫌々な努力は辛くて、長くて、努力量に比例した結果は伴わないものだと思います。
好きだからこそ辛いことも頑張って乗り越えられるはずです。
「好き」という気持ちはふとした瞬間にプツッと切れてしまうものだと思います。いつそうなってしまうかわかりません。
好きは心から楽しんでこそ好きなんです。