先日話題になったのでご存じの方も多いと思いますが、全国体力・運動能力調査の結果で
愛知県の小学生が47都道府県で最下位だったそうです。
ソースはこちら
私も小学生の息子を持つ父親なので、感じるところはあるニュースなのですが、
これらのニュース・情報を用いて、世の親御さんたちの心配を煽るつもりはありません。
「運動不足にはスクールがおすすめですよ」的な喧伝をするつもりもありません。
なぜなら、記事の中で専門家の方もおっしゃっているように、
小学生にとって運動は楽しくなければ長続きしないからです。
今回のニュースを聞いて、日頃、レッスンの中でバランスよく運動能力向上につながる
メニューを含めることができているかなと自戒を込めてブログを書こうと思いました。
以前にも運動能力向上のために取り組んでいることのブログは書かせていただきましたが
ゴールデンエイジ(およそ9歳から12歳)の子どもたちを預かるスポーツ指導者として、
フットサル技術・戦術だけに特化した指導をすることの弊害については、常に留意しておかないと、
ついつい忘れがちになってしまうことです。(少なくとも私は)
健康のために何か運動をしてほしいというニーズももちろんありますが、
名古屋オーシャンズという看板があるため、フットサル技術の向上、サッカーにも活かしたい、
というニーズももちろんたくさんあります。とてもありがたいことです。
ただし、この時期に取り組むと効果的なコーディネーション、専門競技にとらわれない
動き作りに取り組むことが、将来子どもたちのためになりますし、その専門競技への
短期的な効果も多いに期待できます。例えば、変換能力、定位能力、識別能力などのように
フットサルを行うことにより自然と向上しやすいコーディネーション能力もあるので、
「鶏が先か、卵が先か」になってしまうのですが。
ということで、レッスン中に、動き作り向上のために、一見するとフットサルと関係が
なさそうなコーディネーショントレーニングを行うこともありますので、ご理解のほど
よろしくお願い申し上げます。