NAS大高校、みなと校担当の廣瀬です。
私が担当しているエリートプログラム出身のOBたちが多数在籍する
名古屋オーシャンズU-15が、1/8に今シーズンの愛知県フットサルリーグ優勝を飾りました。
諸事情により、12月と1月のリーグ戦を指揮することになり、
間近で彼らの成長した姿を見る機会がありました。
小学年代は、身体的な発達の個人差が大きいので、
プレーの良し悪しを「パワーやスピードだけで判断しない」ことと
「パワーやスピードだけで出た結果に一喜一憂しない」ことを
気をつけているつもりですが、どうしても忘れがちになることもあります。
(パワーやスピードの土台となるコーディーネーションなどには積極的に取り組みますが)
彼らが小学生の時にも、U-12年代で身につけておくべき個人技術・戦術を大切にして
指導してきましたが、それが正しいことだったなと彼らが証明してくれました。
もちろん、彼らの今のプレーは卒業後の彼らの努力、現担当指導者の方々の賜物であるのですが
良い意味で、小学生の時のそれぞれのプレースタイルは残しつつ、
体格の成長、その結果のパワーやスピードの部分でバージョンアップしているように
私には感じられました。
育成年代の指導者というのは、正解が10年後ぐらいに出ると思っています。
すぐに答えが出ないため、時に自分の指導が正しいのか自問自答しながら
明確な根拠を見出せずに日々指導しなければならない難しさを感じることも多いです。
中学生もまだまだ発達段階の途中ではありますが、OB達のプレーを見て
日々抱えている疑問が少し解消された気がした週末でした。