こんにちは。名古屋オーシャンズフットサルスクール大府校コーチの木村です。
今回はある1人の生徒について書きたいと思います。
その生徒とは年長さんのAくんです。
現在週2コースで大府校のU-6クラスに通ってくれているAくん。
技術的のはもちろん精神的にもとても成長してくれています。
Aくんのエピソードを通してスポーツの素晴らしさをお伝えできればなと思っております。
よかったら最後まで読んでください。
◎ Aくんってどんな子??
これは大府校の全体的な雰囲気にも通じるのですが、Aくんの性格を一言で表すと『天真爛漫』です。
好きなことは思いっきり楽しむ!
でも疲れたらコートの中で寝転がって休む 笑
入会当初の年中さんのAくんはそんな感じでした。
「Aくんの良さ、Aくんらしさを大切にしながらどうやって社会性も身につけてもらおうかな」と当時考えていたのを覚えています。
◎ “しつけ”はコーチの仕事???
『社会性を身につける』というワードを書きましたが、あくまでそれはフットサルというチームスポーツをやっていく上で大切だからです。
この辺はかなり微妙なところですが、私はフットサルの指導者です。その点はプロフェッショナルでありたいと常に思っております。
当然フットサルの競技力向上をサポートするのが仕事です。
ですが子供のに関わる1人に大人としての責任も同時にあると思っています。
もちろんしつけなどの教育のメインはご家庭であり、習い事のコーチである私はあくまでサブです。
ですが私自身が3人の娘を育ててみて人を育てるのは親の存在だけでは難しいと日々実感しているからこそ、微力ながらしつけの面も指導させていただいております。
◎ ある日の大事件
ある日Aくんにとってとても大きな事件が起こりました。
私に大目玉を喰らったのです。
事件の詳細はここでは書きませんが、他の生徒に対してリスペクトの欠ける言葉を言ったため
「仲間に対してそういうことをいう子とはいっしょに練習できない」
と厳しい態度で臨みました。
言われた生徒を守るためという側面もありましたが、Aくんに対しても「言っていいことと悪いことがある」ということを伝えたかったからです。
◎ その後のAくんの変化
その後のAくんには大きな変化がありました。
1つ目はネガティブな言葉がとても減りました。
以前は(幼児なので当然ですが)練習中に
「できない」「難しい」
というネガティブなワードが多かったのですが
この出来事の後は
「できない。でもがんばる」「難しいから練習するんだよね!」
というようなポジティブな言葉が増えました。
ご家庭でそのようにサポートしていただいているんだなと感じました。
◎ 今ではクラスのリーダー
2つ目の変化は仲間に対して思いやりのある言動をしてくれるようになったことです。
何か困っている仲間がいると率先して助けてくれます。
(その後、私の顔をチラチラ見るのがAくんらしいのですが 笑)
その姿はまさに『リーダー』といった感じです!
Aくんらしい天真爛漫さはそのままに、仲間のことを思いやれる素敵なお兄ちゃんに成長してくれています。
◎ スポーツが子供を育ててくれる
上記のようなことはまさにスポーツが持つ良さだなと思います。
スポーツをしていなくても仲間への思いやりなどは身につけることはできます。
しかし特にフットサルのようなチームスポーツにおいては、仲間とどう協力するか?が勝利に近ずくための重要なポイントになるので
「相手は何がしたいかな?」「今何を考えているのかな?」
というような相手の立場に立った考え方は、自然に身につきやすいと思っています。
スポーツの力が子供を成長させてくれる、育ててくれると感じさせてくれたAくんのエピソードでした。
最後まで読んでいただきまして、誠にありがとうございました。
今後とよろしくお願いいたします。
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<スクール生及び保護者の皆様へ>
いつも私のスクール校に通って頂いてありがとうございます。
私といたしましては「生徒たちが今何を考えていて、どんなことに悩んでいるのか」もっと知りたいと考えております。
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