こんにちは!愛知県、三重県でフットサルを教えている名古屋オーシャンズフットサルスクールの長久手校です。
フットサルとサッカー、どちらも人気の高いスポーツですが、この2つの競技は似ているようで異なります。
フットサルは、ミニサッカーのようなものと認識している方も多いのですが、足を使うスポーツという点は同じでも、ルールやコートの大きさ・ボールなど、大きく分けても10以上の違いがあるのです。
今回の記事ではフットサルとサッカーの違いについて、一つひとつ詳しく紹介していきます。
サッカーとフットサルの違い
サッカーは世界的にメジャーなスポーツで、基礎知識やルールを知っている人も多い競技です。
フットサルの人気も近年高まってきていますが、サッカーと比較すると詳しく理解している人はまだ少ないかもしれません。
フットサルはサッカーから派生して生まれたものだといわれていますが、フットサルとサッカー、どちらを始めるにしてもこの2つの競技の違いをしっかりと理解しておくことは重要です。
まずは、プレー人数や競技に使われるコートや用具の違いなどのサッカーとフットサルの大きな違いを解説します。
①コートの大きさの違い
まず、フットサルとサッカーの大きな違いは、コートの大きさです。
サッカーのコートは「縦110m×横64m」が基本であるのに対し、フットサルのコートは「縦40m×横20m」です。
フットサルコートはサッカーコートに比べると非常に小さく、1/9程度の広さしかありません。
コートに比例してゴールの大きさも異なります。
サッカーゴールは高さ2.44m×幅7.32mですが、フットサルは高さ2m×幅3mと小さめになっています。
コートの方が小さい分、試合の展開が早く、1人ひとりにボールが回ってきやすいのがフットサルのプレーの特徴です。
②プレー人数の違い
フットサルとサッカーではプレー人数も異なります。
サッカーは11人でプレーしますが、フットサルのプレー人数は5人です。
ピッチの広さが1/9なのに対し、プレー人数は約半数なので、フットサルはピッチ内の人口密度が非常に高くなります。
③ボールの大きさの違い
使用するボールの違いも大きなポイントです。
サッカーでは、直径22cmの5号球が使用されますが、フットサルで使用されるのは直径 20.5cmの4号球。サッカーのボールより、フットサルのボールの方が一回り小さいサイズです。 さらに小学生で使用するボールは直径 19cmのフットサルボールを使用します。
また、フットサル用のボールは、コートが狭い分、バウンドしてボールがたびたび外に出てしまうことを防ぐために、ローバウンドといわれる少し重めで弾みにくいボールになっています。
④シューズの違い
プレーで使用されるシューズにも違いがあります。
サッカーシューズは、底面に突起や金属製の部品がついたスパイクシューズです。
一方、フットサルシューズは基本的に屋内でのプレーに向いている、インドア用のトレーニングシューズで、ソールがゴム製になっています。
屋外の人工芝コートでフットサルを行う場合には、インドア用のシューズだと滑ってしまうので、小さく細かいスパイクがついた屋外用のフットサルシューズを使用し、屋外・屋内で使い分けます。
⑤試合時間の違い
サッカーの試合時間は前半・後半でそれぞれ45分ずつですが、フットサルは前半・後半それぞれ20分で行われます。
ただし、サッカーは「ランニングタイム」を採用し、フットサルでは「プレーイングタイム」を採用しています。
・ランニングタイム・・・基本的にプレー中は時間が止まることはなく、選手交代やケガ人の発生でプレイ以外の時間が発生した場合、ロスタイムとして別途計測される。
・プレーイングタイム・・・ボールがコート上にある状態でのみ時間が流れる。ボールがコート外へ出た場合には時間が止まるため、ロスタイムはない。
フットサルの場合、試合時間は前半・後半合わせて40分ですが、実際は1時間以上プレーすることも多くあります。
サッカーには無いフットサル特有のルール
コートの広さや使用するボール・シューズなどの違いだけではなく、フットサルにはサッカーにはない独自のルールがいくつかあります。
サッカー経験者にとっては、少し違和感のあるルールもあるので、フットサルを本格的に始める前にしっかりと理解しておきましょう。
①選手交代のルール
サッカーの選手交代は、基本的に1試合で3人までと決められていますが、フットサルでは交代人数が決まっていません。
交代のタイミングに関しても、サッカーはアウトオブプレーのときに審判の承諾を得ることが必要ですが、フットサルではタイミングは自由で審判の承諾も必要ありません。
つまり、フットサルはいつでも自由に何人でも選手を交代することが可能で、このルールが、フットサルの魅力の一つでもある、スピード感のあるプレーにつながっています。
また、レッドカード、イエローカードによる警告・退場のルールはサッカーもフットサルも同じで、退場した選手は試合に戻ることはできません。
サッカーは選手退場後、試合終了までその選手が欠けた状態で戦わなくてはいけませんが、フットサルは退場の2分後またはゴールが決められたタイミングで選手を補充することができます。
2分間耐えることで、不利な状況を変えられる可能性があるので、最後まで目が離せない試合展開もフットサルの見どころです。
②オフサイドが無い
サッカーには、ゴールキーパー以外の相手選手よりも、前の位置でボールに関わってはいけない、「オフサイド」というルールがあります。非常に細かく規定があり、理解が難しいルールです。
しかし、フットサルにはオフサイドはありません。そのためフットサルでは相手選手よりも前で自由にボールをもらうことができます。
オフサイドが無いことで、プレーが限定されず、さまざまな戦略を実行することが可能です。
③タイムアウトのルール
フットサルには、サッカーには無い「タイムアウト」という制度があります。
これは試合の途中に各チーム前半・後半で1回ずつタイムアウトをとることが可能というルールで、試合を1分間中断し、作戦会議をしたり選手を休憩させたりできます。
思うように攻められない時には、1度話し合って悪い流れを断ち切ることもでき、試合の流れを変える重要なポイントとなっています。
④バックパスの禁止
サッカーでは、ゴールキーパーに対して、ボールを戻す「バックパス」ができ、パス回しにゴールキーパーが関わることができます。
それに対して、フットサルではバックパスは基本的に禁止されています。
ゴールキーパーが1度もボールに触れていない場合や、相手がボールに触れた場合には、バックパスをしても反則にはなりません。
どのケースがセーフで、どのケースがアウトなのかがわかりづらく、理解しないまま反則になってしまうケースが多く見られるので、注意が必要なルールです。
⑤スローインではなくキックイン
ボールがコートの外に出た際の、プレーの再開方法にもフットサル特有のルールがあります。
サッカーでは、手を使ってコート内にボールを投げる「スローイング」でプレーを再開させます。
一方、フットサルではボールをタッチライン上に置き、足で蹴る「キックイン」で再開させるのがルールです。
キックインの時に注意するべきなのがピッチを出た、または天井に触れたところから最も近いタッチライン上の地点で静止している
(ボールがタッチライン上に止まっている)状態でキックインを行うことです。
これが守られていないと反則になり、相手ボールになってしまうので気をつけてプレーすることが重要です。
⑥第2PK
フットサル特有の「第2PK」というルールもあります。
チームのファウルの合計が前半後半でそれぞれ5つになった場合、6つ目のファールから第2PKが適用されます。
相手チームに対して、ゴールまで10mの位置からの直接フリーキックが与えられるというルールです。
第2PKは得点の大きなチャンスとなるので、ファウルが多くなってきた時には十分に注意してプレーしましょう。
⑦4秒ルール
フットサルには、サッカーには無い「4秒ルール」というものもあります。
これは、キックインやゴールクリアランスなどにより試合を再開する際、ボールを投げられる状態、蹴ることができる状態になってから4秒以内に再開しなければならないというルールです。
審判が手を高く挙げて4秒カウントするので、選手は審判の手を確認しつつプレーをする必要があります。
4秒ルールは、フットサルの特徴であるスピーディーな展開を実現するための大切なルールであるといえます。
スピーディな試合展開で全員が楽しめるフットサル
サッカーとフットサルの主な違いについてご紹介しましたが、思っていたよりも違いがたくさんあると感じた方も多いのではないでしょうか?
フットサルはサッカーに比べ、5人集まれば1チームとして対戦でき、気軽に楽しめるのが1番の魅力で、フットサルの競技人口も年々増加しています。
また、コートが狭くプレー人数も少ないので、一応ポジションはありますが、全員で攻撃し全員で守るというプレーが基本です。
コート内の人口密度が高く、1人ひとりがボールに触れる機会が多いのもフットサルが人気を集める理由。
初心者でも試合の流れの中にいる感覚を味わえ、得点を狙えるチャンスも多いので、チームメイトと1つのボールを追いかけ、得点を思いっきり喜ぶ・・・。
そんなスポーツの楽しさを感じられる点も、フットサルの大きな醍醐味です。
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