皆さんいかがお過ごしでしょうか。松岡コーチです。
先日のブログの最後に「相手を抜くために必要なのはフェイントではないということですね。」ということを書き残していましたので今回はそちらについて書かせていただきます。
👇前回のブログ「
誤解を生まないためにあらかじめ言っておきますが、フェイントはできた方が良いに決まってます。できるフェイントが多い分、多くなくても質が高い分、打開できるシーンも比例して多くなります。武器は多いに越したことはありません。
「相手を抜くために必要なのはフェイントではない」
僕が「フェイントいらなくね?」と疑問に思ったきっかけはイニエスタ選手を見た時からでした。派手な技術、恵まれた圧倒的なフィジカルはない選手なのに、失わない・かわせる・抜き去れる。「フェイントっていらなくね?」と疑問を抱きました。そして今では確信に変わりました。
では一旦わかりやすいフェイント「シザース」「エラシコ」「ダブルタッチ」「裏街道」の4つを例に挙げて解説します。どれも持っていれば強力な武器です。プロ選手も代名詞にするほどのものですね。ではここからさらに分類します。
シザース・エラシコ…相手を騙すためのトリッキーな動きを入れる
ダブルタッチ・裏街道…ボールを触って相手を避ける
落ち着いて考えるとダブルタッチ・裏街道かっこいい名前がついているものの、中身は「2回ボールに触るだけ・蹴って走るだけ」ではありませんか?なのでそもそものフェイントの目的は「相手を騙す」ではなくなりませんか?
真のフェイントの目的は「対峙する相手の背後に侵入すること」なのではないでしょうか。
相手を抜き去るための距離感・タイミングなどのコツを掴んでしまえば、ただのアウトサイドのワンタッチでも相手を抜けるようになります。
その感覚を掴むきっかけは目からなのか、耳からなのか、、、
その感覚をいつ掴めるのは明日なのか、来年なのか、、、
感覚はどこに転がってるのかわからないからこそ、子どもたちには多くのものを見てみたり触れてみたりして欲しいですね。
(とはいえ、フェイントは絶対に持っていた方がいいです。次回はそれについて書きましょうかね、、)
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