こんにちは。名古屋オーシャンズフットサルスクール大府校みなと校コーチの木村です。
皆さんお盆はどのように過ごしましたか?
私はお盆に限らず長期休暇の前はよく子供達に「たくさん思い出作っておいで」「夏休みにしかできないことをやるんだよ」というような声を掛けます。
人生は思い出作り。大人になって振り返った時に、楽しかったなと思えるような人生を歩んで欲しいと思っています。
オーシャンズスクールでの思い出が子供達にとって、楽しい思い出の1つになってくれたらそんなに嬉しいことはありません。
そういう私も家族とお盆休みにしか出来ない思い出をたくさん作りました。
長女は絵日記に何を書けばいいのか悩んでいます 笑
とはいえフットサル中毒の私は2,3日もすれば、フットサルがやりたい!観たい!衝動にいつも負けてしまいます。
今回も子供を寝かしつけた後、レモンサワーを片手にフットサルの動画をたくさん観ました。
今回のブログは、改めて感じたフットサルの魅力について書きたいと思います。
よかったら最後まで読んでください。
◎ よく言われるフットサルの魅力
フットサルの魅力としてよく言われるのはこのような感じでしょうか?
・ゴール前の攻防の多さ
・得点が多さ
・攻守の切り替えが早さ
・球際の迫力
・個人技(テクニックや技術)
etc…
他にもあるとは思いますが、だいたい世間のイメージはこんな感じではないでしょうか?
◎ 色々な単位で行われる”駆け引き”
確かに上記のような魅力がフットサルにあることは私も同意します。
しかしもう一歩踏み込んでフットサルという競技を観た時に 駆け引き という要素は欠かすことのできない魅力だと私は思います。
トラップで中に運ぶと見せかけて逆を取るような個人単位の駆け引きもあれば
ワンツーと見せかけてパラレラをするグループ単位の駆け引きもありますし
「相手はゾーンディフェンスだからライン間を攻略していこう」というようなチーム単位での駆け引きも行われていて
それが得点(もしくは失点)に直結しやすいのがフットサルの大きな魅力だと私は思っています。
◎ フットサルは高速後出しジャンケンの応酬
駆け引きという言葉をもう少し噛み砕いて書くと『後出しジャンケン』となるかもしれません。
もちろん先手を取ってそのまま押し切るような駆け引きもありますが、圧倒的な差がある時にしか通用しません。
ほとんどの場合は相手が出してきたアクションに対して、後出しで対応していくような駆け引きが多いと思います。
「グーを出すよ」と言っておく
↓
相手がパーを出すことを予想
↓
本当にパーを出してきたらチョキを、相手が裏をかいてグーを出してきたら即座の判断でパーを出す
このような高度な駆け引きを超高速で行っているのがフットサルというスポーツだと思います。
◎ モロッコ対アルゼンチン
お盆休み中に観た試合の中でそういった戦術的な駆け引きが一番楽しめた試合を紹介します。
モロッコ対アルゼンチンの試合です。
モロッコは昨年のW杯で大好きになったチームで、リーチがあって技術が高い選手たちが見事なクワトロ(4-0)を見せてくれるチームです。
アルゼンチンはなんと言っても魂のこもった守備が圧巻で、フットサルに対する熱量が半端じゃないチームです。
試合をフルで観ることができない方は、先制点が入るまでの10分程度(試合時間でいうと4分ちょい)だけでも良いので観てください。
私の言いたいことが伝わると思います。
◎ アルゼンチンの前プレは脅威
相手に対して積極的にプレスを書けることを『前プレ』と言いますが、アルゼンチンの前プレはどの試合でも相手の脅威になっています。
・ボールが動いている間に素早く寄せる
・相手が進める方向を限定する(ワンサイドカット)
・トラップミスやパスがズレた時などの相手のミスを逃さない
アルゼンチンがやっている守備は上記のような当たり前のことです。
当たり前のことを徹底して質高く実行してくる、実行し続けてくるのがアルゼンチンの凄さです。
特に相手がパスやドリブルで進める方向を限定するスキルは、ステップワークの巧みさも含めて本当に参考になります。
ぜひ日本の小学生たちにも真似をしてもらいたいポイントです。
◎ モロッコはそれを上回る
この試合も序盤はアルゼンチンのプレスにモロッコも手を焼いていました。
私も「このままアルゼンチンのペースになるかな?」と観ていて思いましたが、モロッコはそれを上回って来ました。
味方へのパスをわざと見せる
↓
相手が反応してパスカットをねらう
↓
即座に判断を変えてドリブルで前進
このような駆け引きから先制点が生まれました。
おそらくパスのフェイントに相手が引っかかってこなければ、そのまま味方に預けて裏のスペースに走っていたでしょう。
ギリギリでプレーを変えやすい足の裏を使っているところも大きなポイントです。
↓↓↓先制点のシーンはこちら
◎ プレーしていても最高に楽しい瞬間
このように駆け引きで相手を上回った瞬間というのは、プレーしていても最高に楽しいものです。
フィジカルや技術で相手を圧倒するのも良いでしょう。
しかしそれだけでは限界があります。
駆け引きの楽しさを知った時こそ選手として飛躍するタイミングなのかもしれません。
そんなフットサルの楽しさをこれからも子供達に伝えていこうと思います。
最後まで読んでいただきまして、誠にありがとうございました。
今後とよろしくお願いいたします。
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