こんにちは!愛知県、三重県でフットサルを教えている名古屋オーシャンズフットサルスクールの豊田校です。
子どもがスポーツをしていると、身長がどのくらい伸びるのだろう?と考えることが多いかもしれません。
また、「他の子よりも背が低い」と心配になることもあるでしょう。
スポーツをする上では、身長の高さがプレーに影響することも多いので余計に気にかかると思います。
子どもの身長が伸びる時期に適切な対応をすることで身長が伸びやすくなることもあります。
今回は身長が伸びるサインや止まるサイン、身長を伸ばすためにできることなどをお伝えします。
身長が伸びる時のサイン
子どもの身長が急激に伸びる時期は2度あります。
1度目は赤ちゃんの頃の第一次性徴。2度目が思春期の第二次性徴です。
第一次性徴の後、1年に5㎝前後ゆっくりと身長が伸びていきます。そして第二次性徴の期間に入ると急激に身長が伸びて、子どもの身体から大人の身体へと変化します。
この成長期に急激に身長が伸びる時期は『成長スパート』と呼ばれており、子どもの身長を伸ばすために重要な時期だといわれています。
成長期がはじまるサインは女の子と男の子では2年程の差があります。
女の子の成長期のはじまりは8歳~12歳前後が一般的です。
肉体的なサインとしては、乳房の発育により胸のふくらみがわかるようになることです。
男の子の成長期のはじまりは、10歳~14歳前後が一般的です。特に13歳頃に大きく身長が伸びる子どもが多いようです。
肉体的なサインとしては、医学的には精巣の成長で判別するとされていますが、これは目で見てわかるものではありません。
そのため、成長期のはじまりを自覚できないことが多いようです。
ただし、成長期の時期は子どもによって大きく差があります。
小学生から成長期がはじまる子どももいれば、高校生になってから身長がグンと伸びる子どももいます。
身長が止まる時のサイン
成長期の終わりのサインは、女の子の場合は「初潮」、男の子の場合は「声変わり」ことといわれています。
女の子の成長過程では「乳房の発育」「陰毛や脇毛の発育」「初潮」の順に身体の変化が現れます。そして、生理がはじまった頃から身長が伸びにくくなるといわれています。
男の子の成長過程では「精巣の発育」「陰茎の発育」「陰毛の発育」「声変わり」の順に身体の変化が現れます。そのため「声変わり」が成長期の終わりのサインといわれています。また、「ひげが生えてくる」ことも成長期の終わりのサインのひとつです。
男女ともに、『成長スパート』で急激に身長が伸びた後、成長がゆるやかになり3年後くらいを目安に成長が止まることが一般的です。
ただし、子どもの成長には個人差があります。
成長の過程で起こる身体の変化が違ったり、成長期が過ぎても身長が伸び続けたりと人それぞれです。
身長の伸びを予測する方法
身長の伸びはひとり一人違いますが、ある程度予測することも可能です。
身長の伸びを予測する方法を3つ紹介します。
成長曲線にあてはめる
子どもの成長に伴って変化する身長や体重のデータに基づいて作られた「成長曲線」や「標準身長曲線」など呼ばれる表から子どもの身長を予測する方法です。
平均値の身長・体重のデータに子どもの年齢ごとの実際の情報を当てはめて比較してどのくらい身長が伸びるかを予測します。
インターネット上に平均の成長データが公開されていますので活用してください。
【参考】一般社団法人『日本小児内分泌学会』
http://jspe.umin.jp/medical/chart_dl.html
親の身長から計算する
子どもの身長は、親の遺伝も影響するといわれているため、両親の身長を元に計算することで身長を予測する方法です。
【計算式】
男の子 : (父の身長+母の身長+13<性差>)÷2+2<世代間差>
男の子 : (父の身長+母の身長-13<性差>)÷2+2<世代間差>
【例】
父親 173㎝ 母親 162㎝ の場合
男の子 (173㎝+162㎝+13㎝)÷2+2㎝=176
女の子 (173㎝+162㎝-13㎝)÷2+2㎝=163
兄弟や姉妹でも身長が違うことがあるように、必ずしも両親の身長が絶対的に子どもの身長を決定づけるものではありません。
骨端線の状態を調べる
骨端線(こったんせん)を調べて、今後どれくらい身長が伸びるかを予測する方法です。
子どもの骨には「成長軟骨」と呼ばれる部分があり、そこが硬い骨に置き換わることで骨が伸び、身長を伸ばします。
骨の端にある成長軟骨の部分がX線診断をすると黒い線のように見えることから骨端線と呼ばれています。
成長が止まると骨端線が確認できなくなり(骨端線が閉じた状態)、それ以上身長が伸びることはありません。
骨端線を見るためにはX線画像診断が必要になるため、専門医で自費診療をする必要があります。
身長を伸ばすために親ができること
『成長スパート』といわれる子どもの身長が伸びる時期に、親がサポートをすることで身長が伸びやすくなるといわれています。
食事のサポート
成長期の子どもの身体をつくる基本は食事です。
バランスの良い食事を摂るようにしましょう。
そして成長に必要な「たんぱく質」「カルシウム」「ビタミンD」「亜鉛」が多く含まれる食材を取り入れるようにしてください。
骨を育てるカルシウムは、たんぱく質やビタミンDを摂取すると、効率的にカルシウムを吸収できるといわれています。
そのため、カルシウムもたんぱく質も多く含まれている、骨まで食べられる小魚、牛乳やチーズなどの乳製品、納豆や豆腐などの大豆製品などをしっかりと摂るようにしましょう。
適度な運動をさせる
成長を促すためには適度な運動も必要です。
ジャンプする動きは、重力に逆らう縦方向の刺激を受けるため、骨の密度が高まり、骨の成長に効果があるといわれています。
また、運動をすることで食欲が増し、必要な栄養をしっかりと吸収できる効果もあります。
ただし、過度な運動は身体を痛めてしまうことがあります。また、骨端線が早く閉じてしまい身長が伸びにくくなる可能性もあります。
体を動かす習い事もおすすめ
外遊びの場や時間が減少しているため、成長を促すための適度な運動を自力でおこなうのはなかなか難しいものです。
そのような場合には、スポーツの習い事をすることがおすすめです。
サッカーやフットサルは走ったり飛んだりと様々な動きが必要になるスポーツです。
その他にも色々な習い事がありますので、子どもが興味を持つスポーツを習うのも良いでしょう。
同年代の子どもたちと一緒にスポーツをすることで、楽しく運動を続けることができます。
睡眠でしっかりと体を休める
成長のためには睡眠も重要です。
子どもの成長を促す『成長ホルモン』は寝ている間に分泌されます。
そのために質の良い睡眠が大切です。
寝る直前の食事や遅い時間の食事は睡眠中に消化をおこなうため、体をしっかりと休めることができません。
また、寝る直前までスマホをみていると睡眠の質が下がったり、寝付きが悪くなったりします。
脳と体を休めて成長ホルモンをしっかり分泌させるために、質の良い睡眠がとれるようアドバイスをしてあげてください。
成長のためのサポートを
子どもの成長には個人差があります。
成長の目安を知る方法を参考に、より健やかに子どもが成長できるようにサポートをしてあげてください。
ただし、食生活や睡眠などの生活習慣を整えることが大事だからと押し付けると、思春期の子どもは反発したくなるかもしれません。
自分の希望のためにどうしていったら良いのか、じっくりと話し合い、無理のない形で取り組むようにしてください。
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