豊橋校の滝口です。
早速タイトルの話題になりますが、よく指導者は「考えてプレイしなさい」と言うと思います。
僕もこの言葉はよく使います。
これはフットサルやサッカーだけではなく、野球やバスケットなど様々なスポーツに必要な事だと思います。
では、考えてプレイするとは掘り下げるとどんな事なのでしょうか?
人それぞれ(指導者それぞれ)答えは違うと思いますが、僕は漠然とプレイしないようにしましょうという事なのかなと思います。
また、それは年代によっても違うと思います。例えば、まだフットサル・サッカーを始めたばかりの幼児クラスの子はだいたいの子がボールが来たら蹴ると思います。そこには考える作業(どこに蹴るかなど)はせず、ボールが来たから蹴るといった「感覚」だと思います。
もちろん幼児クラス(しかも始めたばかりの)の子に考えてプレイしましょうと言っても、めちゃくちゃ難しい事で、それを求めてはいけないと思います。
では、フットサル・サッカーを始めて数年経ったU-9年代やU-12年代の子達はどうでしょう?
も ちろん技術の個人差はありますが、少しずつ経験を積んで来たら今はドリブルなのかな?パスなのかな?という事からはじめ、ボールを持っていない時にはどこ に動くと良いのかな?それは味方がボールを持っている時なのかな?相手ボールなのかな?それは相手ゴール前なのかな?自陣ゴール前なのかな?などな ど…フットサルにはゴールを奪う・守る絶対の方法はないと思います。
ですが、こうするとゴールが奪い易い・守り易いという方法はあると思うので、そのように考えてプレイして行く事はU-12年代から少しずつ身につけて行くと良いと思います。