こんにちは!長久手校の杉田です。
子どもの好奇心は宝物です。その宝物は一人一人大切に持っていてほしいと願っています。
◆ 動機づけについて
ある行動を引き起こすために必要な心の働きを「動機づけ」と言います。
その「動機づけ」は、【面白さを感じて行動する内発的動機づけ】と、【報酬などが目的の外発的動機づけ】の2つがあるとされています。
なかでも内発的動機づけは、一度その行動に面白さ(好奇心)を持ってしまえば継続できる強みがあると言われています。
◆ 報酬が好奇心を奪う要因に(アンダーマイニング現象)
内発的動機づけについて、注意したいことが一つあります。面白さを持って始めた行動に対して外的な報酬を与えてしまうと、たとえその報酬が魅力的であっても内発的動機づけが失われてしまう恐れがあります。それは過度の正当化、「アンダーマイニング現象」と呼ばれます。
◆ 好奇心を持った時点でもう大丈夫。
子ども達の純粋な○○をすることが好きという気持ちや行動に、大人が強引に干渉する必要はありません。好きや楽しいと感じられる行動がある時点で十分、充実していると思います。私たちが出来る事は、その環境を見守り安心させることなのではないでしょうか。
コーチの仕事も、トレーニングの準備が8割と言っても過言ではありません。子ども達の楽しい気持ちを引き出し、アイデアがたくさん生まれる設定を一生懸命考えていきたいと思います。