こんにちは!長久手校コーチの杉田です。
ついにワールドカップが始まりましたね!コーチは2002年日韓ワールドカップで中田英寿選手、ベッカム選手、ロナウド選手を見てサッカーってカッコいい!と思ってサッカーを始めました。(上記3選手、子ども達はもう知らないかな?笑)
そんなワールドカップについて、日本戦を前に少し記事を書いてみようと思いました。
1.ワールドカップの起源
第1回のワールドカップがどこで開催されたかご存知でしょうか?
‥‥‥
正解はウルグアイです!
1930年開催なので、今から88年前になりますね。
なぜウルグアイだったのかというと、その頃のウルグアイがオリンピックを連覇するほど強かったこと、独立100周年のウルグアイが参加チームの旅費を負担してくれたことなどが理由だそうです。
2.ワールドカップは国を変える
クラブとは違い、代表戦は国民性が表れる戦いぶりが魅力の一つですね。
そんな4年に1度の大会に出場することが、国民にとってどれだけ重要なものか、また情勢によっては意味することの大きさも変わります。
2006年ドイツワールドカップのアフリカ予選を勝ち抜き、初出場を決めたコートジボワールという国があります。
当時のコートジボワールは2002年から政府と反政府組織の争いで南北が分断する内戦が長期化していました。
そんな中ワールドカップ初出場を決めたとき、絶対的エースのドログバ選手がテレビマイクで「我々はどんな地域の出身であっても共存し、同じ目標に向かって一緒にプレーできることを証明しました。 心からお願いします。争いを続けてはいけません。武器を置いてください。選挙を行いましょう。」※正確にはもっと長い言葉を話されていました。 と呼びかけたところ、同年に選挙が実施され、翌年に内戦は終結しました。
このニュースを見たとき、私はスポーツの持つ最大の価値を感じました。
ワールドカップは、ときとして内戦を止める力があるんですね。
3.今夜ついに日本の初戦vsドイツ戦!!
日本のワールドカップ出場が当たり前になってきた時代ですが、アジア予選を突破できなかった歴史がちゃんとあります。
今でもアジア予選を勝ち抜くことは簡単ではありませんが、日本にフットボールは着実に成長していると感じます。それは紛れもなくドイツサッカーの影響があると私は考えています。
様々な前評判はありますが、そんなドイツに対してどこまで日本が戦えるのか。ワールドカップという舞台で見れるなんて最高だと思います。
最後に、日本がワールドカップ初出場を決めた試合の延長戦前に、NHK山本浩さんが伝えた名実況を記しておきます。
「このピッチ上、円陣を組んで今散ったのは、私たちにとって彼らではなく、私たちそのものです」
ガンバレニッポン!!