こんにちは!長久手校コーチの杉田です。
雪が降る日もあり、ぐっと冷え込みましたね。手袋をしてもかじかむ事があるので、2重に手袋をしようか悩んでいるこの頃です。
雪の中のレッスン風景。帰りの安全確保のため早めに終えました。
1.良いときも悪いときも自覚することから。
当たり前のことですが、人間の成長は一直線の右肩上がりではありません。長いスパンで見たら右肩上がりに見えるものかもしれませんが、実際は上がったり下がったりを繰り返すことで緩やかに上昇していくものだと思っています。
フットサルをしていても、子ども達は“今日は調子いいな“、“今日は全然楽しくないな“など様々な波を感じていると思います。でも大体は”今の自分”が良いか悪いかという考えで、“今まで(これから)の自分“が良いか悪いかで考えられる子はまだ少ない気がします。
本質的に、人は調子が良いときも悪いときもあることを、フットサルを通じて理解できるようになってくれたら嬉しいと思っています。
2.もがいてみること。
調子の良いときと悪いとき、とりわけ悪いときにこそ、成長の機会があると思っています。納得のできるプレーが出来ない、楽しさを感じられない、等のネガティブな感情が出てきたとき、重要なのは何故なのかを冷静に考える事です。技術的な問題か、精神的な問題か、個人なのか集団なのか。保護者の方も子ども目線で考えていただけると良いと思います。本人も、自分の調子が悪い瞬間は何となく自覚があるものだと思います。そこで“悪い“という現実をそのまま伝えるのではなく、どうしてなのかと一緒にもがくこと、そして解決した時に”いつの間にか良くなった“ことを一緒に体感することが重要な経験になると思っています。
3.実際は難しいこと。
良いときもあれば悪いときもある。悪いときにしっかりもがいて、気づけばやっぱり楽しい。そんな経験を繰り返すことで、本質的に人は波があることを理解していきます。ただ、良いときも驕ることなくまた悪いときもやってくるものだ、と落ち着いて考えられるようになるのは、先のことかもしれません。やっぱり頭でわかっていても実際は難しいものです。
私は今でもネガティブから抜け出せないときがあります。でも、良し悪しを理解したメンタルコントロールができるように一緒にもがき、サポートすることはできます。その面ではスポーツは分かりやすいツールなのかもしれませんね。夢中に取り組めるからこそ、自分が分かる。
何かあれば、どんなことでも言ってください。お待ちしてます~