U-12担当の廣瀬です。昨日3/21(火・祝)、最後の大会及び卒団式をもって、6年生が巣立っていきました。
6年生が3月まで活動するようになってから4年目でしたが、今までで一番手のかかる学年で、非常に疲れる一年間でした。笑
プレーも個性的、キャラクターも個性的、「ここは動物園か?」と思うことや選手同士の揉め事も多々ありました。
個々の選手のプレー向上のための導き方はもちろん、チームのマネジメント部分も、これまでの成功体験が役に立たないこともあり、毎回のトレーニングは「私と選手たちの殴り合い」だったと思います。もちろん本当に殴ることはないですが、いわゆる指導や教育の基本のような「キレイゴト」だけでは、とても太刀打ちできない選手たちでした。久しぶりに下町モード全開で向き合ってきました。
それでも、多くのトレーニング、試合、大会を通じて、徐々に波長があっていきました。
自己主張の強い選手たちで、プレーモデルの遂行確率はあまり高くない代わりに、決断力や臨機応変さに優れたチームになって、一丸になった時のパワーは予想を大きく上回り、いくつかの奇跡的なゲームも生み出しました。指導者として、新しい視点を選手たちからもらえました。
手間がかかった分だけ、かわいくて仕方がない彼らとの最後のお別れはとても寂しく感じましたが、これからの彼らの活躍を確信しています。