こんにちは。
名古屋オーシャンズフットサルスクール北名古屋校の木村です。
昨日の練習はお盆明けでしたが欠席も少なく、ジメッと暑い中でも集中して練習してくれました。
体験も5名ほど来て頂き、既存のスクール生にとってもいい刺激になったのではないでしょうか?
今月のトレーニングテーマは「フィニッシュ」です。
シュートやその前のプレーを指して「フィニッシュ」と呼んでいます。
タイトルにもある通りオーシャンズのスクール生には”点が取れる選手”になってもらいたいと思っています。
もちろんサッカーチームに行けばそれぞれの役割やポジションがあります。サッカーでいうフォワードだけを育成しようと考えているわけではありませんが、やはり”得点”はサッカー・フットサルの一番楽しい部分ですので、その楽しさを知ってもらいたい、味わってもらいたいと考えています。
またゴール前は一番ディフェンスが厳しい場所でもあり、そこを打ち破れる選手になってもらいたいとも考えています。
では「点が取れる選手」というのは、どんな選手でしょうか?
大切なことはたくさんあります。いろいろなタイプのフォワードがいて、それぞれ得意とする得点パターンは違います。
香川選手であれば、ディフェンスの間に走りこみながらパスを受け、1stコントロールで抜け出してシュートするシーンをよく見ます。
岡崎選手はディフェンスの背後でボールを受けてシュートすることを常に狙っている選手です。
10人フォワードがいれば10通りの得点パターンがあります。それぞれが自分の特徴を前面に出して得点しています。
しかし全員に共通して言えることは『シュートまでのイメージを明確に持ってプレーしている』ということです。
よくこんな失敗シーンがあります。
ディフェンスとの駆け引きを制して、ディフェンスラインの裏でスルーパスを受けることに成功しましたが、その後キーパーに詰められて慌ててシュートをしてキーパーに当てて外していまいました。
こんなシーンを見たことありませんか?または自分でこんなシーンを経験したことはありませんか?
こんな時コーチはどのように指導するべきでしょうか?
「慌てるな」「落ち着け」と声を掛けるだけでは不十分です。このシーンのミスの原因は、プレーイメージが「ディフェンスの裏でスルーパスを受ける」ところまでしか持てていなかったところにあります。
”点が取れる選手”であれば、スルーパスを受ける前の段階でキーパーの位置を確認し(もしくは想像し)、どこにどのようなシュートを打とうかという明確なイメージを持てていたと思います。
もちろんイメージ通りにいかないこともよくありますが、前もってイメージを持てていれば成功率はグッと上がります。
北名古屋校では”点が取れる選手”になるために、シュートまでの具体的なイメージを持ってプレーできるように簡単なことから段階を踏んで練習しています。
点を取って喜んでいる生徒の顔を見ると「サッカー・フットサルを楽しんでくれているな!」とコーチも嬉しくなります。
サッカー・フットサルをもっと好きになってもらうためにも”点を取る”という経験をたくさんしてもらえるように、コーチもがんばって指導していきます。