こんにちは!愛知県、三重県でフットサルを教えている名古屋オーシャンズフットサルスクールです。
サッカーやフットサルでは、走ったりジャンプしたりといった激しい動きの他に、細やかな足の技術も必要となるスポーツです。
そのため、足が滑って捻挫をしたり、足同士をぶつけての打撲をしたりといった怪我のリスクが高くなります。
このような怪我のリスクを軽減する役割がソックスにあることをご存じですか?
サッカー・フットサルのソックスは、ファッションや防寒の役割だけでなく、プレーのパフォーマンスも左右する重要なアイテムなのです。
今回は、サッカー・フットサルを安全にプレーするために欠かせないソックス選びのポイントについて詳しくお伝えします。
サッカー・フットサルのソックス 基本ルールはあるの?
サッカー・フットサルではユニフォームなど身に付けるものにもルールがあります。そしてソックスにもきちんとルールがあります。
適正なソックスを選ぶために、まず基本のルールを理解しておくようにしましょう。
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サッカー競技規則
JFA (日本サッカー協会)『サッカー競技規則』
https://www.jfa.jp/laws/soccer/2023_24/#004
「第4条 競技者の用具」 より引用・抜粋
2. 基本的な用具
・ソックス – テープもしくはその他の材質のものを貼りつける、または外部に着用する場合、着用する、もしくは覆う部分のソックスの色と同じものでなければならない。
・すね当て – 適切な材質でできていて、それ相応に保護することができ、ソックスで覆われていなければならない。
3. 色
・両チームは、お互いに、また、審判員と区別できる色の服装を着用しなければならない。
・シャツの各袖の主たる色と同じ色で、1色とする。
または、
・シャツの各袖とまったく同じ色の柄にする。
アンダーショーツおよびタイツは、ショーツの主たる色、またはショーツの裾の部分と同じ色でなければならない。同一チームの競技者は、同色のものを着用しなければならない。
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上記がソックスに関して表記されている部分です。
少しわかりづらいので、詳しく説明していきましょう。
サッカー・フットサルでは、ユニフォームやソックスなど、身に付けるものは相手チームおよび審判と区別できる色でなければいけません。
そのため、ソックスの上からテープや包帯をつける場合には、ソックスと同じ色か透明なものである必要があります。別の色のテープなどを付けた場合は、色を変えたことでルール違反となってしまいます。
サッカー・フットサルのソックスの中で、避けた方が良い色があるのをご存じですか?
それは『黒色のソックス』。
理由は審判員が黒色のソックスを着用することが多いためです。
ユニフォームだけでなく、ソックスまで色のルールがあるのは、サッカー・フットサルが足でボールを蹴って競うスポーツだからです。
ボールを目で追うと、どうしても視界に入りやすいのはソックスです。
もしも、味方チームも相手チームも、そして審判も同じ色のソックスだったらどうなるでしょうか?
ソックスの色は、試合をスムーズに進め、敵・味方、審判を明確に区別するために重要な要素なのです。
サッカー・フットサルにおいては、ソックスはルールにも関わってくるため、ソックスを選ぶときには基本ルールをしっかり把握しておくようにしましょう。
サッカーソックスとフットサルソックスの違い
サッカーソックスとフットサルソックスには大きな違いはありません。
そのため、フットサルソックスに好みのものが見つからない場合はサッカーソックスを使用することも多くあります。
また、最近ではサッカーとフットサルの両方に対応しているソックスも販売されています。
注意してほしいのはソックスの長さです。
普段の練習では、フットサル用の短いソックスを着用していることもあるでしょう。
ただし、公式戦ではすね当ての着用が義務づけられているため、長いソックスが必要になります。
もしも公式戦でも普段着用している短いソックスを利用したいという場合は、長いソックスを足首のところで切り取り、すね当てカバーのように重ね履きする方法もあります。
この場合は、ずれないようにテープで固定しましょう。
フットサルでは練習時はすね当てを着用しないことが多いので、公式戦ではすね当てと長いソックスを準備することを忘れないようにしてください。
ソックス選びで重視するポイント
ここからは、具体的なソックスの選び方についてお伝えしていきます。
ポイントを抑えて最適なソックスを選んでください。
適切なサイズ
サッカー・フットサルのソックスを選ぶときに最も重要なのがサイズです。
最適なサイズを選ばないと怪我のリスクが増える可能性があります。
ソックスは一般的に『19~21cm』『22~24cm』などある程度幅のあるサイズ表記になっています。
子どものソックスを選ぶとき、今後の成長を見越して少しゆとりのある物を選びたくなるかもしれません。
しかし大きなソックスでは中で足が滑ってしまうことや、靴の中で余り部分が寄って違和感が生じる場合があります。
そのためソックスはぴったりのサイズを選ぶことが大切です。
もしもサイズ選びに迷ったら、少し小さいサイズを選ぶのがおすすめです。
たとえば、靴のサイズが21cmならば、『19~21cm』サイズのソックスを選ぶようにすると良いでしょう。
滑り止め加工
サッカー・フットサルのソックスには、滑り止め加工のあるものとないものがあります。
これは滑り止め加工のあるソックスがおすすめです。
靴の中で足が滑ることを防ぎ、グリップを効かせることができるため、怪我のリスクを軽減させるのと同時に、パフォーマンスの向上も期待できます。
ソックスの厚み
ソックスは適度な厚みのあるものを選びましょう。
薄いソックスの場合は、摩擦や衝撃によって怪我をするリスクが高くなります。
また、激しい動きによる摩耗ですぐに破れてしまう可能性もあります。
逆に厚すぎるソックスの場合は、足の感覚が鈍くなって細やかな動きができないことや、違和感があってパフォーマンスが低下してしまうかもしれません。
さらに、ソックスが厚くなるとシューズがきつくなってしまうこともあります。
ソックスの厚みは、保護力の高さと快適な着用感のバランスが重要です。
耐久性で選ぶ
ソックス選びでは耐久性も重要なポイントです。
サッカー・フットサルは動きが激しいため、ソックスの摩耗が早くなりがちです。
耐久性の高いものを選ぶことで、激しい動きにも耐えて繰り返し使用することが可能になります。
5本指ソックスのおすすめ
ぜひ選択肢に加えてほしいのが5本指ソックスです。
5本指ソックスでは、足の指を独立して包み込んでいるため、足の指を自然に動かすことができます。これによりグリップ力が高まり、繊細なボールコントロールもしやすくなることが期待できます。
また、足の指同士がこすれることによって起こる怪我も予防することができます。
最適なソックス選びでパフォーマンスを発揮しよう!
足を使う競技だからこそ、サッカー・フットサルでは、怪我のリスク軽減やパフォーマンスを発揮するために、適切なソックス選びが非常に重要です。
ソックス選びは、好みだけではく機能性や快適性を考慮して選ぶようにしましょう。
もしかしたら、チームカラーのソックスに使い心地の良いものが見つからないという場合もあるかもしれません。
その場合は、使い心地の良いソックスをインナーとして着用して、チームカラーのソックスをその上から着用する方法もあります。
適切なソックスを選んで、安全に楽しくサッカー・フットサルをプレーしてください!
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