こんにちは。名古屋オーシャンズフットサルスクール豊田校の木村コーチです。
最近は雨ばかりでしたが、先週の木曜日は久しぶりに天気が良く、気持ち良く練習することができました。
今月のトレーニングテーマは「ポゼッション」です。
低学年クラスは1対1でのキープとルックアップ(ドリブルしながら顔を上げて周りを見るスキル)を重点的に練習しています。
サッカー・フットサルでは、周りの状況を把握した上でプレーすることが大切です。オーシャンズスクールで重視している”判断力”を伸ばす上でもとても大切な要素です。
適切な判断をする上で、周囲の状況を把握していないと判断材料がありません。
「ディフェンスがこっちにいるから、逆に進もう」
「味方がゴール前でフリーだから、ドリブルじゃなくてパスしよう」
という風に周囲の状況を見ることで、適切な判断ができるようになります。
もちろん最初はボールを見ながらでないとドリブル出来ません。ちょっとずつ練習をして顔を上げながらドリブルすることを習慣化していきます。
豊田校の低学年の生徒たちもメキメキ上達しています!!
高学年クラスは1対1のキープやルックアップから進んで「ポゼッション」を練習中です。
このレベルになるとボールを受けてから周りを見る「ルックアップ」だけでは足りません。ボールを受ける前に周りを見て(ルックアラウンド)次のプレーのイメージを持ってもらう練習をしています。
簡単なことではありません。とにかく頭を使います。よくサッカー選手は頭が悪いとなれないと言われますが、その通りだと思います。勉強とは違う種類の”頭の良さ”が要求されます。
「ポゼッション」は周囲の状況を把握しておくことがとても重要です(他の局面でも同様ですが)。
前述の通りボールが来てから状況を確認して、次のプレーを決めていては遅いのです。
ボールを受ける前にできるだけ多くの情報をインプットしておく必要があります。
ボールを受ける前に周りの状況が理解できていれば、効果的なプレーが無理なくできます。ボールを持ってからは”周りを確認するだけ”でOKです。
しかし、サッカー・フットサルは1秒あれば状況はガラッと変わります。
常に周りの状況を確認する作業が無意識にできるようにならなければいけません。
無意識にできるようになるためには”意識的に繰り返す”しかありません。
入ったばかりの生徒たちの中には「いつ」「なにを」見たらいいのか知らない生徒もいます。
まずは「いつ」「なにを」見たらいいのかを知り、成功体験を積み重ねる中で成長していきます。
練習中よく木村コーチが「背中を見て」「遠くを確認して」と言っているのは周りの状況を把握して欲しいというシグナルです。
難しいことですが、周りを見ることが出来るようになればサッカー・フットサルが劇的に上達します。
これからもいっしょに練習頑張りましょう!!