今年は花見のタイミングを逃してしまいました。
こんにちはコーチの廣瀬です。
特に植物全般が好きとか、繊細なタイプではないのですが
振り返れば桜はいつも生活の身近にあることが多く
実家のベランダの目の前には桜の木がたくさんあり
大学のスクールカラーは桜色(ピンク)
20代は桜上水というところに住んでいました。
現在の推しチームのチームカラーもサクラ色です。
(サッカーとかセレッソとかではありません。何のチームでしょうか?)
桜のエピソードを書きましたが、実は春はあまり好きではありません。
別れの季節でもありますし、思春期はやや人見知りタイプだったこともあり
出会いの季節=新たなコミュニティーに馴染むまでの憂鬱な季節という感情が
刷り込まれてしまっているからです。
特に、一番大変だったのは高校一年生の時でした。
小学4年生から始めたサッカーでしたが、中学ではジュニアユース部門があったので
そのまま同じ街クラブでプレーしました。
決して強いチームではなく、一学年で11人揃うのが難しい規模のクラブでした。
勝ったり負けたりのチームでしたが、アットホームな雰囲気で、1,2年生の時は
3年生のことも変なあだ名で呼んだり、3年生になった時は下級生にも優しくして
あげていました。
今思えば、私が中学生の頃は、学校や部活では上下関係が厳しい時代で
このようなケースはレアでした。(理由はわかりませんが、そういう伝統でした)
ユース部門がなかったので、いくつかのクラブのセレクションを受けて
運良く一つだけ合格することができました。
全国大会常連のクラブで、全国大会優勝を目標にしているレベルのクラブでした。
そのクラブはジュニア、ジュニアユース部門から内部昇格してくる選手が
ほとんどで、ユースからの加入組は少数派でした。
気心知れた選手同士のコミュニティーに自分から積極的に絡むことができず
チームスポーツなので、そういったことも影響し、
だいぶうまくいかない時期を過ごしました。
朝、家を出て、高校に行って、帰りにクラブの練習に直接向かい
そこから帰宅するスケジュールでしたが、練習に行くのが嫌で
学校での勉強などと適当に口実をつけて練習をサボったこともありました。
今になって思えば、他人や環境のせいにせずに、もっと自分でできることが
あったはずで
「自分から仲間に主張して、コニュニケーションをとれ」と
当時の私に言ってやりたいです。
桜の季節のほろ苦エピソードを紹介しましたが
実は、こんな感じに、新しい習い事を始めることや
新しいコミュニティーに一歩踏み出す勇気をなかなか持てない人は
割といるのではないでしょうか。
また幼児や小学生など、年齢が下がるほど、その割合が多いと思います。
(まったく気にならない子どもも、もちろんいると思いますが)
私がオーシャンズスクールのコーチになって2年目以降
特に4月に気をつけていることは、
(新入会や進級によって)そのクラスに新たに加入した子がクラスに馴染むように、
その子にも周りの子にもアプローチすることです。
上述したように、高校生で自分を出せないのは、本人にも改善すべきことがあると思うのですが、小学生では助け舟を出してあげたいと思っています。
そしてそれはその子のためだけでなく、実は周りの子のためにもなることです。
将来、社会に出てチームとして働く機会が訪れた時に「情況把握力」は
必須の能力要素です。
そんな感じで、顔は優しくないですが、ニューカマーにはとても優しい廣瀬ですので、既存生でまだ新クラスに馴染めないといったご相談や、入会を考えているけど一歩勇気が持てないといった体験希望のご相談は、お気軽にご連絡ください。
以下の記事も読まれています!