こんにちは!
豊田校の鷲野です。
今回はサッカーにどうフットサルが活かせるのかについて書いていこうと思います。
「サッカーが上手くなりたい」
「もっとプレーの幅を広げたい」
そんな子どもたちにとって、実はフットサルはとても効果的なトレーニングになります。
一見、サッカーとは違うスポーツに見えるかもしれませんが、
小さなコートと少人数で行うフットサルだからこそ身につく力が、
フットボール全体のレベルアップにつながっていきます。
狭い空間だからこそ磨かれる“技術と判断”
フットサルでは、ボールを受けてからの判断時間が非常に短いです。
相手との距離も近く、プレッシャーも強い。
その中で 「止める・蹴る」「かわす・運ぶ」技術の正確さと速さ が求められます。
この環境で繰り返しプレーすることで、
「考える→判断する→実行する」スピードが格段に上がるのです。
特にサッカーでの狭い局面の打開や、
相手を引きつけてはがすようなプレーに繋がる感覚が自然と身についていきます。
ボールに関わる機会が多い=成長スピードが上がる!
サッカーでは広いコートでポジションによっては
ボールにあまり触れない時間もありますが、
フットサルでは、常にボールの近くにいて、
攻守の切り替えも速いためプレーの密度がとても高いです。
だから、ボールに関わる機会が自然と増え、
「攻撃」「守備」「判断」「連携」など、すべての要素を何度も経験できます。
反復の数が圧倒的に多いからこそ、プレーの引き出しも増え、
成長スピードも早くなるんです。
「考える力」が身につく=サッカーIQが上がる
フットサルでは、スペースが狭い分、
「状況をよく見る」「相手や味方の動きを読む」ことが非常に重要になります。
ただ足元の技術だけでなく、
「なぜそのプレーを選択するのか?」という頭の使い方も鍛えられます。
これはまさに、サッカーにも通じる「サッカーIQ」に直結します。
プレーの質を上げたい子、ポジション理解を深めたい子にとっても、
フットサルは大きな武器になるはずです。
細かい動き・体の使い方が身につく
狭い空間でプレーするフットサルでは、
方向転換・ステップ・フェイント・姿勢など
小さな体の使い方が非常に重要になります。
こうした細かな動きを身につけることで、
サッカーでのボールを奪われにくいプレーや、
一瞬で抜け出す動き出しにもつながります。
フットサルで“本物の基礎力”を手に入れよう!
私たちは、子どもたちに「フットサルをやればサッカーが上手くなる」と
一方的に伝えたいわけではありません。
でも、「フットサルで得た感覚が、確実にサッカーにも活きてくる」ということは、
日々の指導や子どもたちの変化を見ていて強く感じています。
フットボールの上達には、“ボールを触る量”や“質の高い反復”が必要です。
それを楽しみながら、仲間と一緒にできるのがフットサルの魅力です。
小さなコートでの経験が、大きな舞台で活きる、
そんなフットサルのすごさを、ぜひ一度体験してみてください!