こんにちは!
豊田校の鷲野です。
▶︎▶︎ 勝ち負けだけがすべてじゃないけど
スクールに通ってくれている子どもたちには、それぞれに目的があります。
上達のため、運動のため、成長のため。
だから僕は「絶対に勝ち負けにこだわれ」とは思っていません。
ただ、“楽しむ”ためには、やはり技術がいる。とも思います。
そして、上手くなれば“勝てること”も少しずつ増える。
勝つのと負けるのどちらの方が嬉しい?くらい単純な気持ちで良くて、
勝つとやっぱり楽しい、単純なことだけど大事なことかなと思います。
1. 「別に勝てなくてもいい」と言っていた子
スクール生のある子が、今までずっと「別に勝てなくてもいい」と言っていました。
その言葉の裏に、「どうせ勝てないから」という諦めが見え隠れしていた気がします。
それはきっと、悔しさから自分を守るための言葉だったのだと思います。
別に負けても構わないと言って、全てを放棄して逃避しまう子が時々いて、
「どうせ自分は勝てないから頑張らない」という選択を取ってしまう。
上手に自分の気持ちと付き合っていて偉いなと思う反面、
逃げてしまった時に苦しくなってしまう事を知っている僕としては
どこかで必ずポジディブな思いで越えてほしいとも思っていました。
でも昨日、その子がトレーニングの中で勝てた時、本当に嬉しそうに笑っていました。
心の底から「やったー!」と喜ぶ姿を見て、僕も心から嬉しかった。
勝つことが全てではないけど、「頑張ってよかった」という体験は、
大きな力になると思います。
2. 「勝てた=達成した」という経験が心を動かす
勝たなくても良いから、何か目標に向けて頑張れる子になってほしいと思っていました。
色々試行錯誤する中で、昨日やっと「勝つ」ことに必死になっていて、
喜んでいる姿が見れて心の底から嬉しく思いました。
そして、大切なのは、“勝てた”という経験から、何を感じて、どう成長していくか。
立ち向かったからこそ見える景色があると思います。
その子は、最後の試合が終わる直前に「疲れた〜!」と
コートにひっくり返っていて、その姿が、本当に愛おしかったです。
全力で取り組んだからこその疲れ。
それこそが、何よりの「勝ち」だったかもしれないですね。
達成感は重要な感覚だと思います。
3. 一人ひとりと向き合いたい
僕にとってはどのカテゴリーの子も可愛くて、
少しでもみんなとの時間を大切にしたいと思っています。
その中で、ちゃんと成長させてあげたい、
僕との出会いが子ども達のプラスになるようにしたいと思っています。
それはフットサルにおいても、人間的においても。
子ども達が前向きに「やってみたい」「また挑戦したい」と
思えるような関わりを、これからも続けていきたいと思います。
そして、子ども達一人ひとりと向き合っていこうと思います。