こんにちは!
豊田校の鷲野です。
▶︎▶︎ 褒められることは嬉しい。でも。
子どもたちは、褒められるとやっぱり嬉しいです。
「すごいね!」「頑張ったね!」そんな言葉が、
次の一歩の原動力になることも多い。
でも、気をつけたいのは“褒められること”が目的になってしまうこと。
「褒められるからやる」「認めてもらえないとやらない」という状態では、
本当の意味での“自立”や“主体性”にはつながらないと思います。
1. 誰のために頑張るのか
レッスン中、「コーチできた!」「〇〇できるようになったから見て!」
と報告に来る子がいます。正直めちゃくちゃ可愛いです。
でもそこで、僕は「すごいじゃん!嬉しかった?」と聞くようにしています。
誰かの評価より、自分が「できた」「前より成長した」と思える感覚こそが、
努力の本当のごほうびなんじゃないかと思っています。
2. 努力を“楽しめる子”になってほしい
努力という言葉には、どこか“つらく苦しい”イメージがついていると思います。
でも、本来は「好きだから」「もっと上手になりたいから」頑張るもの。
自分でやると決めて、自分のペースで進んでいくことが、
どんな結果より価値があると僕は思っています。
努力は「誰かに見せるもの」じゃなく、
「自分を好きになる過程」として捉えてほしいんです。
3. 僕の願い
子どもが努力する時、それを必要以上に評価や結果で測らないこと。
「頑張ってるの、見てるよ」と静かに寄り添うだけで、
子どもは安心して挑戦できると思います。
努力する姿そのものに価値があることを、
僕たち大人が信じていれば、きっと子どもにもそれが伝わっていく。
「自分のために努力できる人」に育ってほしい。
それが、僕がスクールで大切にしている願いのひとつです。