こんにちは!
豊田校の鷲野です。
▶︎▶︎ レッスン前の“ちょっとした雑談”が好きなんです。
コートにきて子どもたちが駆け寄ってきて、挨拶と同時に、
「コーチ、聞いてよ!今日さ!」
「今日の給食、なんだったと思う?」
「俺、昨日の試合で〇点取った!」
正直、レッスンが始まる前のこの時間が、僕はけっこう好きなんです。
子どもたちは、全力でその瞬間を話してくれます。
学校のこと、友達のこと、ちょっとした自慢や悩みごと。
話の内容はバラバラだけど、
僕にとっては、子どもたちのことを知るすごく貴重な時間です。
1. ちょっとした会話に、子ども達の「素」が見える
レッスン中は集中してプレーしている子も、雑談の時はほっとした表情を見せてくれます。
家でも学校でもない場所で、フッと力を抜いて、自分の話をできる環境って、実はとても大事だと思っています。
たとえば、「今日疲れてるかもな」と感じた日は、無理をさせないように配慮しますし、
やる気満々な様子の時は、その熱にしっかり応えてあげたいと思っています。
雑談には、そういうヒントがたくさん詰まっていると思います。
2. 僕の役割は「聞く」ことなのかもしれない
話している子どもたちは、別にアドバイスが欲しいわけじゃないことも多いです。
ただ聞いてもらえること、笑ってくれること、一緒に驚いてくれること、それだけでいいんです。
だから僕は、できるだけ「うん、うん」と聞きながら、
「そうなんだ!」「すごいね!」とたくさん反応するようにしています。
レッスンの準備をしながらでも、話しかけられたらちゃんと返すようにしています。
話しかけてくれるということは、心を開いてくれている証拠。
そこから信頼が生まれて、レッスンの質も変わってくると思っています。
3.雑談は、つながりの入り口
フットサルが上手になるのはもちろん大事だけど、
それ以前に「この人と一緒にいたい」「この場所が好き」と思えることって、すごく大事。
だから僕は、毎回子どもたちの雑談を楽しみにレッスンに向かいます。
「ねぇコーチ、聞いてよ!」という
その一言が、子どもとの距離をグッと近づけてくれるんです。
フットサルやサッカーをジュニアに教えるのは学べばきっと僕でなくても出来ると思っています。
実際スクールは色んなところにありますし、色んな種類のスクールがあると思います。
良い指導者の方も多いと思います。
「上手くさせる」だけなら正直大体のところができて、でも僕にしか出来ないことがあると思っています。
子どもを育てるのは、環境以上に「本人のやる気」だと思っています。
やる気って、ポジティブな感情(好き!楽しい!勝ちたい!)からしか湧かないですよね。
僕は、子ども達に「フットサルが好き!楽しい!」と思ってもらえるようにレッスンを行っています。
その中の一つの要素が「たくさん話して子ども達を知る」ことだと思っています。
保護者の方からいただく「子どもがフットサルに行くのが大好きと言っています」「フットサルを楽しみにしてます」という
言葉が僕のモチベーションでもあり、答えでもあるかなと思っています。