こんにちは！
豊田校の鷲野です。
▶︎▶︎言葉が子どもに与える影響は想像以上に大きい
子どもと関わる中で、改めて実感しているのは、
「言葉」には、想像以上の力があるということです。
「たった一言で子どもが変わる」なんて魔法のような言葉はないかもしれない。
でも、日々の何気ない声かけの積み重ねが、
子どもたちの心を育てていくことは間違いないなと思っています。
今回は、僕が大切にしている“言葉の力”について書こうと思います。
1. “伸ばす言葉”は、行動や姿勢に目を向ける
ある子が、トレーニング中に思い切ってシュートをした場面がありました。
そのシュートは外れてしまったけど、
僕は「思い切り打てたね！」って声をかけたんです。
するとその子、嬉しそうに照れ笑いをしながら、
その後も何度もチャレンジしてくれました。
結果じゃなくて、“行動”や“姿勢”を認めてもらえるって、
子どもにとってものすごく嬉しいことなんですよね。
「がんばってたね」
「さっきよりよくなってたよ」
「最後まであきらめなかったね」
こういう言葉が、子どもの“自信”を育ててくれるんだと思います。
2. “縮める言葉”は、無意識に出てしまうもの
「なんでできないの？」
「また同じミスしてる」
「ちゃんとやってよ」
そんな言葉を言ってしまいそうになる時、言ってしまう時ありますか？
大人に悪気はなくても、こうした言葉は子どもにとっては「否定」に聞こえます。
子どもはまだまだ「できない」ことが当たり前。
そこから「できるようになる」のが成長です。
だから、「できないこと」に怒るより、
「今どう関わればいいか」に目を向けたいなと思っています。
僕も感情的になってしまいそうな時はあります。
でも、そんな時こそ一度深呼吸して、子どもにどんな言葉をかけようか考える。
大人の言葉ひとつで、
「やってみよう」が「どうせ無理」に変わってしまうこともあります。
だからこそ、失敗した時こそ、寄り添って、励ましてあげたいなと僕は思うんです。
3.「言葉」のちから
どんな練習をするか、どんな環境にいるかも大事だけど、
僕は「どんな言葉をかけてもらえるか」っていうのも、
子どもの成長にはすごく大きいと思っています。
そして、それは大人にとっても同じです。
応援されたり、励まされたり、自分を見てもらえていると感じられたら、
もっと頑張れたりしますよね。
だから僕は、子どもたちにとって
「前向きになれる言葉を届けられる大人」でありたいなと思ってます。
4.「言葉」に正解はない
子どもを“伸ばす言葉”も、“縮める言葉”も、どちらも僕たちの中にあります。
正解はないけれど、目の前の子の気持ちに寄り添いながら、
「どんな言葉を届けるか」を大切にしていけたらなと思っています。
今日も、明日も、子どもたちが自信をもって
前に進めるような言葉を届けられたらと思います
