こんにちは!
豊田校の鷲野です。
▶︎▶︎ “助けてもらう経験”も必要
子どもたちの自立を願う中で、
「自分でできるようになったらいいな」と思うことがあると思います。
もちろん、それはとても大切なこと。自分のことは自分でやれたら良いなと思います。
だけど一方で、僕は「助けてもらう経験」も、同じくらい大事だと思っています。
何かができなくて困っているとき、誰かが手を差し伸べてくれる。
その優しさに触れること、自分が誰かに支えられていると感じること。
それって、子どもたちにとってすごく大切な感覚だと思います。
1. 「ありがとう」と「ごめんね」を伝えられるように
助けてもらった経験がある子は、「ありがとう」が言えるようになると思います。
同じように、誰かに迷惑をかけてしまったときには「ごめんね」が言えるようになる。
これは教え込むものではなく、経験の中で強く育っていくものだと感じています。
逆に、“全部自分でやらなきゃ”と思ってしまう子は、
うまくいかないときに心を閉ざしてしまうこともあると思います。
「助けてもらうこと」が悪いことではないと知っている子は、
人を頼ることができて、人にも優しくなれるんではないかと思います。
2. 自立よりも「共立(きょうりつ)」
僕は、自立よりも「共立(きょうりつ)」が
今の時代に合っているんじゃないかと思っています。
自分で立つ力も大事だけど、それと同じくらい、
誰かと一緒に立つこと、支え合うことも大切。
フットサルやサッカーは、1人ではできません。
パスを出してくれる仲間、応援してくれるベンチ、励ましてくれる仲間や友達。
そういう存在がいてこそ、プレーができる。
「自分ひとりで頑張った!」よりも、「みんながいてくれたから頑張れた!」
そんなふうに感じられる子どもたちであってほしいなと思います。
3. 誰かを支える力になるように
フットサルは、うまくなることだけが目的じゃありません。
仲間と協力すること、人の気持ちを考えること、支え合うこと。
プレーを通して、そんなこともたくさん学べる場だと思っています。
「助けてもらうことは恥ずかしいことじゃない」
「人を頼っていいんだよ」
そんなふうに、子どもたちには感じていてほしい。
そして、助けてもらった経験が、
いつか“誰かを助ける力”になることを願っています。