こんにちは!
豊田校の鷲野です。
▶︎▶︎ “大人の背中”が子どもにとって何よりの“お手本”
最近、ふとした時に思うんです。「この子たち、ちゃんと見てるなあ」って。
プレーの真似だけじゃなくて、立ち振る舞いや、
声のトーン、大人達のちょっとした会話まで。
思っている以上に、子どもたちは大人の“背中”を見て、感じ取って、
そしてそれを自分の中に取り込んでいっているんだな、と。
だからこそ、自分の立ち方や言葉の選び方に、
もう一度ちゃんと目を向けたいと思うんです。
子どもたちの前に立つ自分の“背中”を、今より少しでも誇れるように。
1. 子どもは「聞く」より「見て学ぶ」
子どもたちは、大人の言葉以上に「行動」から多くを感じ取ります。
どんなに「人にやさしくしようね」「最後までやり抜こうね」と口で伝えても、
大人がその姿を見せていなければ、子どもたちの心には響きません。
僕がスクールで感じるのも、子どもたちは“目”で学んでいるということ。
コーチや保護者のちょっとした仕草や言葉づかいに敏感で、
その姿を真似しながら自分の行動をつくっていると思います。
2. 大人が「楽しむ姿」こそ最高の教材
たとえば、スクールで保護者の方が笑顔で子どもたちを見守っていたり、
レッスン前のボール遊びに混ざって楽しそうだと、
子どもたちの表情もどこか嬉しそうになるんです。
楽しそうにしている大人の姿を見て、「フットサルって楽しいんだ」
「こうやって一緒に笑い合えるんだ」って、自然と受け取っているように感じます。
子どもたちが何かを好きになっていく過程には、
周りの大人の“楽しむ姿勢”もあると思います。
3. コーチも「学ぶ姿/挑戦する姿」を見せ続けたい
僕自身も、子どもたちの前で完璧な存在でいたいとは思っていません。
間違えることもあるし、うまくいかない日もある。
でも、そこで「どう受け止めるか」「どう向き合うか」を見せることが
大切だと感じています。
子どもたちが成長するように、コーチも日々成長途中。
「大人になっても学び続ける姿、挑戦する姿」が、
子どもたちにとって希望になったら嬉しいなと思います。
4. 「ちゃんと見てるんだな」と気づく瞬間
以前、年長さんが僕の真似をしてボールをセットしている姿を見かけたんです。
蹴り方じゃなくて、“準備の仕方”を真似していたことに、正直びっくりしました。
そういう小さな場面からも、子どもは大人の所作や雰囲気を感じ取り、
自分なりに吸収しているんだなと気づかされます。
子どもたちの成長のそばには、必ず「大人の背中」があります。
何を語るかより、どう生きているか。
僕も、そして関わってくださるすべての大人たちも、
子どもたちにとって“憧れの背中”でありたいですね。