こんにちは!
豊田校の鷲野です。
▶︎▶︎ 広い視野を持つこと
フットサルは、コートが狭いので味方とも相手とも距離が近いスポーツです。
限られたスペースの中で、ボールを持っている時も持っていない時も、
次にどうするかをすばやく判断する必要があります。
その中で大切なのは「視野の確保」。
周りが見えているか、仲間の位置/敵の位置が把握できているかで、
次のプレーの質が大きく左右されます。
コートが狭いからこそ、視野を広く持つことが技術と同じくらい大切なんです。
1. 「視野を広げる」ってプレーだけの話じゃない
これは、日常生活での考え方にも通じることだと思っています。
目の前のことだけにとらわれず、少し視野を広げてみる。
自分の気持ちだけじゃなくて、周りの人の気持ちを考えてみる。
今の結果だけで判断せず、その先にある意味や価値を考えてみる。
そんな風に、広い視野を持てる人になってほしいと思っています。
2. 近くを見る力と遠くを見る力
真剣だからこそ視野が狭くなってしまう場面があると思います。
失敗したことばかりが気になって、周りのサポートや良かったプレーが見えなくなる。
周りの言葉を聞きすぎて、自分らしさを忘れてしまう。
そんな時に伝えたいのは、「一度、顔を上げてみよう」ということ。
フットサルだけでなく、日常生活でも同じことが言えます。
足元ばかりじゃなくて、前を見て、横を見て、いろんな景色を見てみる。
その中に、ヒントがあったり、自分を助けてくれる何かがあったりするかもしれません。
3. 視野を広げることで優しくなれる
視野が広がると、自然と人に優しくなれると思います。
自分と違う考え方があることを知ったり、
相手の立場に立って物事を考えられるようになったりする。
それは、僕が子どもたちに伝えたい「思いやり」の原点でもあるんです。
フットサルの中でも、日常の中でも、
広い視野を持って、自分と違う何かを否定するのではなく認めるということ。
別に肯定はしなくていいと思っています。
ただ、受け入れられないから否定する、攻撃するというのは、虚しいなと思います。
子ども達には、そういう“豊かさ”を持ってほしいと思っています。
そして、自分の考えを深められる人に育っていってほしい。
そんな想いを、レッスンの中で大切にしています。