こんにちは!
豊田校の鷲野です。
▶︎▶︎ “気づける選手”を育てたい
「上手くなりたい」「上手くなってほしい」
それは、サッカーに打ち込む子ども達自身も、
応援する保護者の方の中でも、多い願いだと思います。
でも、ただドリブルが上手いとか、足が速いとかだけが“上手さ”ではないです。
試合中の「判断力」や「気づく力」が、実は大きな差を生むポイントになります。
その力をフットサルでは養うことができます。
1. 「狭さ」が感覚を研ぎ澄ませる
フットサルはサッカーよりもずっとコートが狭く、人数も少ない。
その分、相手との距離、味方との距離が近い。
ボールを持っているときだけでなく、
持っていないときも「見る、考える、動く」の連続です。
どこにスペースがある?味方は何をしようとしてる?相手はどこから来る?
こうした問いかけを、子どもたちは無意識のうちに繰り返しています。
その積み重ねが、視野の広さや判断力につながっていきます。
2. “正解”はひとつじゃない
レッスンでは、プレーのあとに問いかけることも大切にしています。
「今の場面、どうすればよかったと思う?」
そんな質問を投げかけると、子どもたちは自分なりの考えを話してくれます。
ここで大切にしたいのは、「考えること」と「選ぶこと」。
正解はひとつじゃない。
でも、考えたうえで選んだなら、それはその子にとっての“最善”です。
コーチが教えるのは、基礎やセオリーです。
そこに、子どもたち自身のアイデアが加わることで、
より魅力的な選手に育っていくと思います。
3. 気づきは「プレーの質」を変える
ある子は、味方の位置に気づいて早めにパスを選び、
ある子は、相手の動きを見て一歩引いた位置にポジションを取り、
ある子は、得点にはつながらなくても、仲間を生かすアシストを選びました。
どれも、“気づき”から生まれたプレーです。
気づける選手は、チームの中で重宝されます。
そしてそれは、試合だけじゃなく、
学校生活や人間関係にもつながっていく大事な力だと思っています。
4. 未来の“自分”を育てるために
豊田校では、ボールをたくさん触り、フットサルを通して
フットボールを本質的に楽しむことを大事にしています。
でも、それと同じくらい「どう感じたか」「どう考えたか」
「なぜそのプレーを選んだか」を大切にしています。
小さな“気づき”が積み重なった先に、自分らしいプレー、自分だけの武器が生まれ、
それがきっと、未来の自分を助けてくれる瞬間が来るはずだと思っています。