こんにちは!
豊田校の鷲野です。
▶︎▶︎ 知識→意識→無意識について
レッスンの中で、よくこの話をします。
まずは知ることから始まって、意識してやる。
それができて初めて考えずにできるようになるということを伝えています。
1. まずは「知る」ことから
子どもたちの成長は、「知ること」から始まります。
たとえば、ドリブルで相手を抜くために、
フェイントの練習をレッスンの中でやります。
これは“知識”の段階です。
まずは知ることが、学びの第一歩になります。
この時点では、まだ「試合の中でやってみよう」とまでは繋がっていないと思います。
でもここで「知っている」ことが、後の成長の土台になるんです。
2. 意識して「やってみる」
次のステップが「意識する」こと。
得た知識を、実際のプレーの中で意識的に使ってみようとする段階です。
いつも子どもたちには、ゲームの前に
「今日は〇〇をやったから挑戦しよう」という話をしてから始めます。
まだ不器用だったり、タイミングが合わなかったりするけれど、
“やろうとすること”自体がとても大きな意味を持っていると思います。
僕がいちばん注目しているのは、こうした「意識の芽生え」です。
それができれば、あとは自然と変わっていくと思っています。
3. 無意識に「できる」ようになる
何度も意識して繰り返すうちに、それは“無意識の行動”に変わっていきます。
「気づいたらできていた」
「自然に相手の動きを見てズラせてた」
そんな状態になれば、それはもう“自分のもの”です。
スポーツに限らず、日常生活でも、
・挨拶をする
・話を聞くときに相手の目を見る
・ありがとうを伝える
など、当たり前の部分はすべてこれと同様のステップの中で身についていきます。
4. 知って、意識して、無意識でできるように
どんなに難しいことでも、いきなり“できるようになる”わけではありません。
まずは「知る」。
そして「意識する」。
それを繰り返して、やっと「無意識にできる」ようになる。
この過程を一歩ずつ丁寧に、
焦らず、楽しみながら踏んでいけるように、
子どもたちに寄り添っていきたいと思っています。