こんにちは!
豊田校の鷲野です。
▶︎▶︎ 「できない」と言う子ども達に
「できない」
「難しい、無理」
何度か挑戦して、うまくいかなくて、少しうつむきながらそうつぶやく子がいます。
その姿を見て、僕はいつも思うんです。
「ここまで挑戦してきたこと、ちゃんと見てたよ」
「諦めようとするその前に、本当にできないのかを考えてみてほしい」と。
1. できるように“分解”してあげるのが僕の役目
できるようになるって、魔法みたいなものじゃありません。
一歩一歩の積み重ね。
でも、子どもにとっては“どう進めばいいかわからない”からこそ、
「もう無理」と感じてしまう。
だから僕は、できないことを“分解”します。
「ここまではできてるよ」
「次はこの部分だけ意識してやってみよう」
そんなふうに、段階をつくってあげる。
すると、子どもは自分の足で次の一歩を踏み出せるようになります。
2. 本人が気づけていない「成長」に気づいてあげたい
子どもたちは、自分の“できた”に気づけていないことが多いです。
僕から見れば、できないなりに「挑戦し続けた」だけでもすごいこと。
なのに、うまくいかなかった部分だけを見てしまう。
だから僕は、ほんの少しの成長でもちゃんと伝えます。
「今日ここまでできたの、すごかったよ」
「前よりも全然いい感じだったね」
そうやって、子どもが“自分を認めるきっかけ”をつくっていきたいんです。
3. 本人以上に、信じている
「自分には無理かもしれない」
「やっぱりできないんじゃないか」
そんなふうに自信を失いかけている時ほど、僕は強く思います。
「君が自分を信じられなくなっている時も、僕は変わらず信じているよ」と。
子ども自身が自分の可能性にブレーキをかけてしまいそうな時、
その手をとって背中を押してあげられるのが、コーチの役目だと思っています。
たとえ今はできなくても、今はうまくいかなくても、
「きっとできる」「君なら大丈夫」というまなざしを持って、関わり続けたい。
子どもたちがやがて「自分自身を信じられるようになる」ために。
僕は、子ども達本人以上に子ども達のことを信じていたいと思っています。