こんにちは!
豊田校の鷲野です。
▶︎▶︎ 「自分の考え」があるって素敵なこと
レッスン中、プレーの合間や休憩中に、子どもたちに問いかけることがあります。
「今、何を考えてた?」「あの時、何を考えていた?」と。
ある1年生の子にそう尋ねた時、すぐに返ってきた答えがありました。
ただの思いつきではなく、
自分の中でちゃんと考えた上での行動だったことが伝わってきて、
「いいアイデアだね!すごいね!」というような出来事がありました。
その子の中には、ちゃんと“自分の考え”があって、
それを、しっかり言葉にして伝えられるってすごく大切なことだと思うんです。
1. 「今、何考えてた?」に自分の言葉で答える
その子がドリブルで抜こうとした場面で、
ドリブルのコントロールがうまくいかずラインアウト。
「今、何を考えてた?」と聞くと、
「スペースがあったから、通れると思った」と即答。
成功、失敗はどうあれ、
“自分で考えて行動していた”という事実がすごく大きいと思います。
ただなんとなく動くのではなく、自分の中にちゃんと考えがあったことに感動しました。
2. 保護者の関わり方にもヒントがある
そして、その子の保護者と話していると、いつも感じることがあります。
それは、「子どもの気持ちを大切にしている」ということ。
会話の中で出てくる言葉一つひとつから、
日々どれだけ子どもの気持ちに寄り添っているかが伝わってきます。
そうやって、自分の気持ちや考えを“受け止めてもらえる”環境があるからこそ、
その子も、自分の考えを言葉にして伝えることができるんだなと感じました。
3. 自分の考えを持つことは上手くなることより大事かもしれない
フットサルが上手くなることはもちろん大切です。
でもそれと同じか、それ以上に大切にしたいのが「自分の考えを持つ力」です。
上手くいかなかったときに、ただ落ち込むのではなく、
「どうしてだろう」「次はこうしてみよう」と考えられること。
物事、事象と出会ったときに、“自分の考え”がしっかりとあること。
それって、これから先、どんな場面でも必要になる力だと思います。
先週、宮川選手が豊田校へ来てくれて、
プロを身近に感じたからこそ、それをより強く感じます。
4. 大人の関わり方で、子どもの“自分”は育つ
「自分の考えがあること」
「その考えを伝えられること」
それは、何気ないようで、とても大切なことだと思います。
子どもたちの言葉に耳を傾け、一人ひとりの考えに“価値がある”と伝えていくこと。
それが、子どもたちの心の土台になっていくと信じています。