こんにちは!
豊田校の鷲野です。
▶︎▶︎ 教わることだけが成長ではない
レッスンの中で、あえてすべてを伝えないことがあります。
すると、子どもたちが自分なりに考えて行動したときに、
そのアイデアに驚かされることがあります。
もちろん基礎を教えることは大切ですが、すべてを先に教えてしまうと、
子どもたちは“考えるチャンス”を失ってしまいます。
学びは、教わるだけではなく、自分で気づいていく中で
より深く身につくものだと思います。
1. 自分で気づいたことは力になる
子どもたちは試行錯誤しながら、小さな発見を重ねることで大きく成長します。
例えば、ドリブルで相手を抜こうとして失敗した経験は、その子にとって貴重な学びです。
人から教わったことは一時的な知識ですが、自分で気づいたことは、
自信と結びついて長く頭に、体に残ると思います。だからこそ、失敗を恐れずに挑戦し、
自分で答えを見つけていける環境が大切だと思います。
2. 指導者が“教えない勇気”を持つ理由
指導者として、子どもが困っていたらつい答えを伝えたくなることがあります。
でも、そこで少し待つことで、その子が自分の頭で考え、工夫を始める瞬間があります。
僕が大切にしているのは、答えを与えるのではなく、考えるきっかけを与えること。
見守る時間は時に難しさもありますが、
それこそが子どもたちの主体性を育てると思います。
3. 自分で考える力は未来の力になる
フットサルの技術はもちろん大事ですが、
僕はそれ以上に、自分で考え、行動し、
答えを探せる力こそが子どもたちの財産になると思っています。
将来どんな道を選んでも、その力はきっと役に立つはずです。
だからこそ、教えるだけではなく、
あえて教えない時間をつくることをこれからも大切にしていきたいと思っています。